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【地方】:東北地方
【都道府県】:福島県
【市町村】:会津若松市
【面積】:382.97km2
【総人口】:110,128人(2025年4月1日)
●概要(掲載時)
■ 会津の魂を今に伝える町
福島県の西部に位置する会津若松市は、雄大な山並みと清らかな水流に包まれた、風情ある城下町です。西には磐梯山が堂々とそびえ、南には阿賀川が悠々と流れています。地勢的に見ると、会津盆地の中心に位置し、四季折々の自然美と寒暖の差が育む風土が、かつてから人々の暮らしを支えてきました。
この地は、東北地方の内陸にありながら、越後と東山道を結ぶ交通の要所としても知られ、古来より物流や文化の往来が盛んな場所でした。山々に囲まれたこの町は、まるで自然の砦に守られているかのようであり、そこに培われた文化は、他に類を見ない独特の気品と落ち着きを醸し出しています。
■ 鶴ヶ城に息づく戦国と幕末の記憶
会津若松市のシンボルとも言えるのが、名城・鶴ヶ城(若松城)です。室町時代末期の1384年、葦名直盛がこの地に黒川城を築いたのが始まりで、後に豊臣秀吉の命により蒲生氏郷が大改修を加え、近世城郭としての体裁を整えました。
幕末には会津藩主・松平容保が守るこの城が、戊辰戦争の舞台となります。新政府軍との激戦「会津戦争」は、会津の人々の誇りと悲しみを今に伝える歴史的出来事です。白虎隊が自刃した飯盛山もこの時代の象徴であり、今なお多くの人々が訪れ、彼らの志と儚さに思いを馳せます。
■ 藩政の息吹を今に伝える城下町の構造
かつての城下町の構造は、今も会津若松市内に色濃く残っています。通りは整然と区画され、武家屋敷や商家が立ち並んでいた名残が町並みに溶け込んでいます。七日町通りや野口英世青春通りなど、当時の面影を感じさせる通りは、歴史を感じながら歩ける散策コースとして人気です。
また、明治以降の近代化の波を受けながらも、和洋折衷の建築や文化が点在し、レトロとモダンが融合する独特の景観を形作っています。赤瓦や白壁の蔵造りの建物が並ぶエリアは、まるで時代劇のワンシーンに入り込んだかのような風情を醸し出しています。
■ 奥深い文化と民芸の宝庫
会津若松は武士の精神と共に、民衆の暮らしの中で育まれた手仕事の文化も大切にしてきました。代表的なものには「会津漆器」があり、その繊細な技術と深みのある色合いは、実用性と芸術性を兼ね備えた逸品として高く評価されています。また、赤べこや起き上がり小法師といった郷土玩具も、疫病除けや無病息災の願いを込めて作られたものです。
こうした伝統工芸は、今も地元の職人たちの手によって受け継がれ、訪れる人々の目と心を楽しませています。市内の工房では体験制作ができる場所も多く、旅人もその文化に触れられる貴重な機会を持てます。
■ 会津学の象徴 ― 日新館と学問の伝統
江戸時代、会津藩は教育を非常に重んじ、士族の子弟の学び舎として「日新館」を設けました。ここでは武士としての教養と品格を身につけるため、文武両道の厳しい教育が行われ、特に「什の掟(じゅうのおきて)」は、会津武士道の根幹をなす倫理観を形成するものとして知られます。
この精神は今でも、地域の教育理念や子どもたちの育成に根を下ろし、会津若松の人々の気質にも影響を与え続けています。
■ 四季が織りなす風景の妙
会津若松の自然は、季節ごとに異なる顔を見せます。春には鶴ヶ城の周囲が桜に彩られ、花見客で賑わいます。夏には会津川や猪苗代湖周辺で水遊びやキャンプが楽しめ、秋になると磐梯山や東山温泉周辺の紅葉が一面を染め上げます。
冬は一転して厳しく、雪深い会津盆地らしい静寂と白銀の世界が広がります。この季節には、温泉宿でのんびりと過ごす旅が人気で、しんしんと雪が降る中、露天風呂に身を委ねる贅沢な時間が味わえます。
■ 地元に根ざす味の文化
会津若松には、寒冷な気候と豊かな自然が育んだ食文化があります。郷土料理「こづゆ」は、祝いの席に欠かせない具だくさんの汁物で、干し貝柱から出る旨味が特徴的です。また、にしんの山椒漬け、会津のそば、日本酒など、味わい深い伝統の味が各地に残っています。
特に日本酒は、良質な米と水に恵まれたこの地域の誇りであり、多くの酒蔵が独自の仕込みを守り続けています。蔵元巡りもまた、旅の楽しみの一つです。
■ 地域を支える鉄道と道路網
交通面では、会津若松駅を中心に磐越西線や只見線が通り、鉄道を使った旅も便利です。会津鉄道も観光列車を運行し、美しい沿線風景を堪能できます。道路網では、国道49号・118号などが交差し、東北地方各地へのアクセスも良好です。
また、高速道路では会津若松ICが東北自動車道と磐越自動車道に接続しており、車での観光も快適に楽しめます。
■ 後世に語り継ぐ災禍と再生の記憶
2011年の東日本大震災では、沿岸部ほどの被害はなかったものの、福島第一原発事故の影響を受け、観光や経済面で苦境を味わいました。しかし、会津若松市は自らの誇りを失わず、地道な復興と地域の魅力発信に取り組んできました。
今では「歴史と文化の都」としての魅力を再認識され、国内外からの観光客も年々回復基調にあります。
■ 会津の誇りは未来へ続く
会津若松市は、単なる観光地ではありません。そこには、戦乱の時代を生き抜いた誇り高き人々の精神と、豊かな自然、そして職人たちの技が凝縮されています。かつての武士たちの志と、現在の住民たちの心意気は共鳴し、これからも会津の名を全国に響かせていくでしょう。
若き人々が地域を守り、外から訪れる人々がその価値を再発見する、そんな未来がこの町には待っているのです。
●地域(掲載時)
■ 城下町の風格漂う中心地 ― ★鶴ヶ城周辺エリア
会津若松市の象徴ともいえる鶴ヶ城(若松城)を中心に広がるこの地域は、旧会津藩の政治・文化・経済の核として栄えた歴史が刻まれています。現在も石畳の道や白壁の蔵が点在し、江戸時代を彷彿とさせる町並みが残されており、観光客に人気のスポットとなっています。
この周辺では、歴史資料館や武家屋敷などが点在しており、戊辰戦争の舞台となった背景を実感できる場所も多く存在します。特に秋には紅葉と城の対比が美しく、フォトスポットとしても知られています。観光業とともに、地元の老舗が営む和菓子店や漆器の工房もこの地区に集まっており、伝統工芸が生き続けている地域でもあります。
■ 商業と交通の要衝 ― ★会津若松駅・中央一帯
市の玄関口となる会津若松駅周辺は、鉄道とバスの交通網が交差するハブ的な役割を担っており、観光客はここを拠点に各地へと足を運びます。近隣には大型ショッピング施設や宿泊施設も整備されており、利便性が高いエリアです。
またこの地域には、明治時代から続く老舗商店が軒を連ねる「七日町通り」があり、レトロな街歩きが楽しめます。明治・大正の建築様式が今も息づくこの通りでは、カフェや雑貨店も多く、若者層にも人気があります。
■ 水と緑に囲まれた学びの場 ― ★会津大学周辺(一箕町)
市の北東部に位置する一箕町(いっきまち)には、会津大学をはじめとする教育施設が多く立地し、学生や研究者の往来が盛んな地域です。特に会津大学はIT・工学分野に特化しており、国内外から注目を集める研究機関となっています。
このエリアは自然環境にも恵まれており、春には桜、秋には紅葉が美しい場所が点在。教育と自然が共存するこの地域は、若者の居住地としても発展しており、学生アパートやリーズナブルな飲食店も多く見られます。
■ 伝統と技が継承される工芸の里 ― ★河東町・本郷地区
河東町とその南側に続く本郷地区は、会津本郷焼で有名な陶芸の町です。この地域は古くから焼き物の産地として知られ、現在も多くの窯元が創業を続けています。手仕事の美を守りながら、現代的なデザインを取り入れた作品づくりが行われており、クラフトファンには見逃せないエリアです。
また、この周辺では季節ごとに陶器市や工房見学などのイベントが開催されており、観光客とのふれあいを通じて地域経済の活性化にもつながっています。静かな山間の環境の中で、創作と暮らしが密接に結びついた独特の空気感が魅力です。
■ 農の風景と共に暮らす ― ★北会津地区
かつては北会津村として独立していたこの地域は、現在でも広大な田園地帯が広がる農業の中心地です。コシヒカリや会津産野菜などが収穫され、直売所などで新鮮な作物が手に入ります。
また、阿賀川の流れに沿ってサイクリングロードも整備されており、自然と触れ合いながら心地よい時間を過ごせるスポットも豊富です。農家レストランや体験型農園など、都市部にはない素朴な魅力が満載です。
■ 市街地の発展と生活の拠点 ― ★門田町・湯川町エリア
市の南部に広がる門田町や湯川町周辺は、住宅地と商業施設が融合した地域として近年発展が進んでいます。大型スーパーやドラッグストア、ファミリーレストランが建ち並び、日常生活に便利な環境が整っています。
この地域はまた、通勤や通学のアクセスも良好で、若年層から高齢者まで幅広い世代が住みやすいエリアとして人気があります。地域の公民館や図書館など公共施設も充実しており、コミュニティ活動も盛んです。
■ 歴史の痕跡が残る村の風景 ― ★湊町・大戸町・河東地区山間部
湊町や大戸町は、市街地からやや離れた山あいに位置し、古民家や茅葺き屋根の建築が今なお残されているエリアです。特に冬場には雪深くなる地域で、会津らしい豪雪文化が色濃く見られます。
この地域には、昔ながらの農村風景や神社仏閣、地域行事が根づいており、まるでタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。棚田や山の清水といった自然資源も豊かで、四季折々の景色が楽しめます。
■ 癒しと歴史が交差する ― ★東山温泉地区
鶴ヶ城からほど近く、湯の香漂う東山温泉郷は、会津若松を代表する名湯の一つです。開湯は約1300年前とされ、古くは多くの文人や武士たちも逗留したと伝えられています。
渓谷沿いに旅館が立ち並び、川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は格別。周辺には足湯や温泉資料館もあり、観光客だけでなく地元住民にも愛される場所となっています。四季折々の風景も魅力で、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、一年を通じて表情を変えます。
■ 自然と祭りの拠点 ― ★神指町・西若松周辺
神指町(こうざしまち)から西若松にかけての地域は、古くからの集落と新興住宅地が混在し、静かな住環境とともに神社・仏閣が点在しています。特に「神指城跡」は、幻の名城として歴史ファンの関心を集めています。
また、この地域では地域神社の例大祭が盛んで、地元住民のつながりが非常に濃いのも特徴です。祭りの時期になると、山車や神輿が練り歩き、地域一帯が賑わいを見せます。
●代表的な観光スポット(掲載時)
★鶴ヶ城(若松城)
概要: 会津若松市の象徴的な城で、戊辰戦争の際には1ヶ月以上の籠城戦を耐え抜いたことで知られています。現在の天守閣は1965年に再建され、内部は博物館として公開されています。
おすすめの訪問時期: 春の桜の季節(4月上旬)や秋の紅葉の時期(10月下旬~11月上旬)がおすすめです。
アクセス: 会津若松駅からまちなか周遊バス「ハイカラさん」で約15分、「鶴ヶ城入口」下車すぐ。
入場料: 大人410円、小人150円。
★飯盛山(白虎隊自刃の地)
概要: 戊辰戦争時に白虎隊の少年兵が自刃した場所として知られ、白虎隊士の墓や記念館があります。
おすすめの訪問時期: 通年訪問可能ですが、特に春や秋の季節は景色が美しくおすすめです。
アクセス: 会津若松駅からまちなか周遊バス「ハイカラさん」で約20分、「飯盛山下」下車徒歩5分。
入場料: 無料(記念館など一部施設は有料)。
★会津さざえ堂
概要: 1796年に建立された珍しい二重螺旋構造の木造建築で、国の重要文化財に指定されています。
おすすめの訪問時期: 通年訪問可能。
アクセス: 飯盛山の敷地内にあり、飯盛山下から徒歩5分。
入場料: 大人400円、小人300円。
★御薬園
概要: 会津藩主のために造られた薬草園と庭園で、四季折々の植物を楽しめます。
おすすめの訪問時期: 春の桜や秋の紅葉の時期がおすすめです。
アクセス: 会津若松駅からまちなか周遊バス「ハイカラさん」で約15分、「御薬園入口」下車徒歩5分。
入場料: 大人330円、小人270円。
★会津武家屋敷
概要: 江戸時代の会津藩家老の屋敷を復元した施設で、当時の生活や文化を学べます。
おすすめの訪問時期: 通年訪問可能。
アクセス: 会津若松駅からまちなか周遊バス「ハイカラさん」で約20分、「会津武家屋敷前」下車すぐ。
入場料: 大人850円、小人450円。
★七日町通り
概要: 明治・大正時代の建物が残るレトロな街並みで、カフェや雑貨店が立ち並びます。
おすすめの訪問時期: 通年訪問可能。
アクセス: 会津若松駅から徒歩15分。
入場料: 無料(店舗利用は別途)。
★東山温泉
概要: 会津若松市の奥座敷として知られる温泉地で、歴史ある旅館が立ち並びます。
おすすめの訪問時期: 冬の雪見風呂や秋の紅葉の時期がおすすめです。
アクセス: 会津若松駅から車で約15分。
入場料: 宿泊料金により異なります。
★旧滝沢本陣
概要: 江戸時代に会津藩主が宿泊した本陣で、戊辰戦争時には松平容保の本陣となりました。
おすすめの訪問時期: 通年訪問可能。
アクセス: 会津若松駅から車で約10分。
入場料: 大人300円、小人150円。
★茶室麟閣
概要: 千利休の子、少庵が建てたとされる茶室で、鶴ヶ城公園内にあります。
おすすめの訪問時期: 春の桜や秋の紅葉の時期がおすすめです。
アクセス: 鶴ヶ城公園内、鶴ヶ城入口から徒歩5分。
入場料: 大人200円、小人100円。
★野口英世青春館
概要: 世界的な細菌学者、野口英世の青春時代を紹介する記念館で、彼の業績や生涯を学べます。
おすすめの訪問時期: 通年訪問可能。
アクセス: 会津若松駅から徒歩10分。
入場料: 大人300円、小人150円。
★末廣酒造 嘉永蔵(すえひろしゅぞう かえいぐら)
概要:嘉永年間創業の老舗酒蔵で、今も現役の醸造場として日本酒造りを続けています。明治の洋館と蔵が並び、試飲や見学もできる人気スポットです。
おすすめの訪問時期:冬の仕込み時期(1~2月)には特に見学がおすすめ。
アクセス:七日町駅から徒歩5分。
入場料:見学は無料(要予約)、試飲は一部有料。
★會津藩校 日新館(にっしんかん)
概要:会津藩士の子弟が学んだ藩校の復元施設で、礼儀・武道・学問の教育方針を伝える貴重な文化遺産。弓道や書道体験も可能です。
おすすめの訪問時期:通年訪問可能。修学旅行や教育関係者に人気。
アクセス:会津若松駅から車で約20分。
入場料:大人620円、小人520円。
★大内宿(おおうちじゅく)
概要:江戸時代の宿場町の面影を残す集落で、茅葺屋根の建物が並び、まるでタイムスリップしたような風景が広がります。
おすすめの訪問時期:冬の雪景色と、夏の新緑が特に美しい。
アクセス:会津若松駅から車で約50分。
入場料:無料(施設によっては別途)。
★会津藩校 武道館(ぶどうかん)
概要:江戸時代に藩士が武芸を磨いた場所。現在も柔道や剣道の大会が開かれ、見学可能です。
おすすめの訪問時期:大会時期(年数回)、一般見学は随時。
アクセス:会津若松駅から車で約10分。
入場料:無料(イベント時除く)。
★阿賀川河川敷公園
概要:阿賀川沿いに広がる自然公園で、春は桜並木、夏は花火大会など地元民にも親しまれています。
おすすめの訪問時期:4月上旬の桜、8月の「会津花火大会」。
アクセス:会津若松駅から徒歩20分。
入場料:無料。
★工人まつり会場(湯川村)
概要:手仕事の祭典「工人まつり」の開催地で、陶芸・木工・染色などの作品展示と販売が行われます。
おすすめの訪問時期:6月の第2土曜・日曜。
アクセス:会津若松駅から車で約30分。
入場料:無料。
★会津新選組記念館
概要:新選組の歴史や土方歳三に関する資料を展示。ファンなら必見のスポットです。
おすすめの訪問時期:5月~10月の観光シーズンが人気。
アクセス:鶴ヶ城から徒歩5分。
入場料:大人500円、小中高300円。
★湯川温泉
概要:穴場的な温泉地で、地元民に愛される家庭的な宿が多い静かな温泉郷です。
おすすめの訪問時期:秋の紅葉、冬の雪見風呂。
アクセス:会津若松駅から車で約20分。
入場料:日帰り入浴500円前後(宿により異なる)。
★道の駅 あいづ湯川・会津坂下
概要:地元の野菜、特産品、食事が揃う大型道の駅。観光の休憩にもぴったりです。
おすすめの訪問時期:春~秋のドライブシーズン。
アクセス:会津若松駅から車で約25分。
入場料:無料(買い物等は別途)。
★磐梯山ゴールドライン展望台
概要:磐梯山を望む絶景ポイントで、会津盆地を一望できます。紅葉の名所でもあります。
おすすめの訪問時期:10月の紅葉シーズンが最適。
アクセス:会津若松駅から車で40分(有料道路通行)。
入場料:通行料730円(車種による)。
★野口英世記念館(猪苗代町)
概要:世界的な医学者・野口英世の生家と資料館。生誕地から多くの影響を受けた会津精神が学べます。
おすすめの訪問時期:通年。
アクセス:会津若松駅から電車で猪苗代駅へ、バスで約10分。
入場料:大人600円、子供300円。
★会津自然の家(旧山都自然学園)
概要:自然体験・宿泊学習の拠点。星空観察や森林学習におすすめ。
おすすめの訪問時期:夏のキャンプシーズン。
アクセス:会津若松駅から車で約1時間。
入場料:宿泊・体験内容による(要問合せ)。
★会津バスレトロ館
概要:旧式の会津バスや街並み模型が展示された小さな資料館。マニアにはたまらない空間。
おすすめの訪問時期:春から秋。
アクセス:会津若松駅から徒歩5分。
入場料:無料。
★観音沼森林公園(下郷町)
概要:静かな沼を中心に木道が整備された森林公園。自然写真家にも人気のスポット。
おすすめの訪問時期:紅葉(10月中旬)。
アクセス:会津若松駅から車で50分。
入場料:無料。
★左下り観音
概要:断崖絶壁に建つ観音堂。断崖の下へ下る珍しい構造で、隠れた名所。
おすすめの訪問時期:秋の紅葉期。
アクセス:会津若松駅から車で40分。
入場料:無料。
★高寺山自然遊歩道
概要:ハイキングと自然観察が楽しめる、山間の静かな道。春の山野草が見どころ。
おすすめの訪問時期:4~6月の春季。
アクセス:会津若松駅から車で約35分。
入場料:無料。
★喜多方市の蔵の町並み(隣接地域)
概要:隣接する喜多方市の酒蔵や味噌蔵を巡れる散策エリア。ラーメンも名物。
おすすめの訪問時期:春から秋。
アクセス:会津若松駅から電車で20分。
入場料:無料(店舗により有料エリアあり)。
★塔のへつり(下郷町)
概要:塔のようにそびえる奇岩群が渓谷に並ぶ絶景地。吊り橋もスリル満点。
おすすめの訪問時期:新緑・紅葉。
アクセス:会津若松駅から車で60分。
入場料:無料。
★西会津国際芸術村
概要:旧校舎を改装したアート施設で、展示・音楽イベントが開催されます。
おすすめの訪問時期:イベント開催時期(随時)。
アクセス:会津若松駅から車で約1時間。
入場料:無料(一部有料展示あり)。
★本郷焼資料館
概要:本郷焼の歴史と技術を紹介。体験陶芸も人気です。
おすすめの訪問時期:通年。
アクセス:会津若松駅から車で25分。
入場料:大人300円、体験料別途。
●主な交通手段(掲載時)
■ レトロな「まちなか周遊バス」を活用
会津若松市内の観光スポットを巡る際に便利なのが「ハイカラさん」「あかべぇ」と名付けられた周遊バス。30分間隔で運行されており、鶴ヶ城や七日町通り、飯盛山など主要観光地を網羅。1日乗車券(大人600円)を使えば何度でも乗り降り自由で、観光客には非常に人気です。
路線バスとタクシーの使い分け
市内には一般路線バスも多数運行しており、地元の足として重宝されています。バス停は観光案内所や駅周辺に掲示されているマップで確認可能。目的地が駅から遠い場合や急ぎたいときにはタクシーも便利で、初乗りは約670円前後です。
■ 鉄道ファンにおすすめ:只見線や会津鉄道も魅力
会津若松から出発するローカル線「只見線」は、自然豊かな渓谷を進む秘境路線として知られています。新潟県の小出までを結ぶこの路線は、鉄道ファンだけでなく、写真愛好家からも人気。運行本数は少ないものの、四季折々の絶景が楽しめます。
また、会津鉄道を使えば、湯野上温泉や塔のへつり、会津田島方面へのアクセスも可能。観光と乗り鉄の両方を満たせる路線です。
■ レンタサイクルで自由散策
駅前や観光案内所にはレンタサイクルの拠点があり、1日数百円~1,000円程度で自転車を借りることが可能。市内の道路は比較的平坦で、電動アシスト付き自転車も用意されているため、体力に自信がない人でも安心。鶴ヶ城や野口英世青春通り、会津武家屋敷などをゆっくりと巡るのに適しています。
■ 徒歩で楽しむ歴史の町並み
会津若松の中心部、特に七日町通りや鶴ヶ城周辺は徒歩でも十分に回れる範囲です。歴史的な建築物や町家、土産物店、和菓子店が軒を連ねるエリアを歩けば、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分に。少し足を延ばして東山温泉までも約30分ほどの散歩で到着することも可能です。
●代表的な名物・名産品・特産品(掲載時)
★こづゆ
特徴: 干し貝柱の出汁に、里芋、にんじん、きくらげなどの具材を加えた、会津地方の伝統的な汁物。
価格帯: 家庭で作る場合、材料費として1人前約300円。
★わっぱ飯
特徴: 杉の木で作られた「わっぱ」に、炊き込みご飯と山菜や魚介を詰めて蒸し上げた郷土料理。
価格帯: 飲食店で提供される場合、1,000円~1,500円程度。
★会津馬刺し
特徴: 低脂肪・高タンパクな馬肉を使用した刺身。特製の辛子味噌とともに提供される。
価格帯: 100gあたり1,000円~1,500円。
★ソースカツ丼
特徴: 厚切りの豚カツに甘辛いソースをかけ、ご飯の上に乗せたボリューム満点の丼。
価格帯: 飲食店で800円~1,200円程度。
★会津地鶏
特徴: 地元で飼育された地鶏で、肉質がしっかりしており、旨味が強い。焼き鳥や鍋料理に最適。
価格帯: 100gあたり500円~700円。
★にしんの山椒漬け
特徴: 干しにしんを山椒とともに酢漬けにした保存食。独特の風味が特徴。
価格帯: 1パック500円~800円。
★会津ラーメン
特徴: 煮干しや昆布の出汁をベースにしたあっさり醤油味のスープに、もちもちの中太麺が特徴。
価格帯: 飲食店で700円~900円程度。
★会津そば
特徴: 風味豊かなそば粉を使用した手打ちそば。冷たいざるそばや温かいかけそばで提供される。
価格帯: 飲食店で800円~1,200円程度。
★あわまんじゅう
特徴: 粟ともち米で作った生地に、こしあんを包んだ和菓子。素朴な甘さが魅力。
価格帯: 1個150円~200円。
★白虎最中
特徴: 白虎隊にちなんだ最中で、香ばしい皮に上品な甘さのあんこが詰まっている。
価格帯: 1個150円~250円。
★会津の天神さま
特徴: ふわふわのブッセ生地に、チーズクリームをサンドした洋菓子。
価格帯: 1個150円~200円。
★Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア
特徴: 切るたびに絵柄が変わる羊羹で、見た目も楽しめるスイーツ。
価格帯: 1本3,500円程度。
★会津みそ
特徴: 地元産の大豆と米を使用した、コクのある味噌。料理の隠し味にも最適。
価格帯: 500gで500円~700円。
★会津漆器
特徴: 伝統的な技法で作られる漆器で、美しい光沢と耐久性が特徴。
価格帯: 小皿で1,000円~、重箱で10,000円以上。
★赤べこ
特徴: 赤い牛の形をした張子の民芸品で、首が揺れるのが特徴。魔除けや縁起物として人気。
価格帯: 小サイズで500円~、大サイズで2,000円以上。
★起き上がり小法師
特徴: 倒しても起き上がる縁起物の人形で、家族の人数より一つ多く飾る習わしがある。
価格帯: 1個300円~500円。
★会津木綿
特徴: 丈夫で肌触りの良い綿織物で、ストライプ柄が特徴。衣類や小物に使用される。
価格帯: ハンカチで500円~、衣類で5,000円以上。
★会津絵ろうそく
特徴: 手描きの花や風景が描かれたろうそくで、仏壇やインテリアとして人気。
価格帯: 1本500円~1,000円。
★貝千年
特徴: 和三盆糖を使用した貝の形をした干菓子で、上品な甘さが特徴。
価格帯: 1箱1,000円~1,500円。
★会津の地酒
特徴: 良質な米と水で作られる日本酒で、芳醇な香りと深い味わいが特徴。
価格帯: 720mlで1,000円~3,000円。
●人気のお土産(掲載時)
★羊羹ファンタジア「Fly Me to The Moon」
概要:切るたびに絵柄が変わる羊羹で、月の満ち欠けや鳥の飛翔を表現しています。シャンパン風味の錦玉羹やレモン羊羹、ドライフルーツが層を成し、見た目も味も楽しめます。
費用:約3,500円
★会津の天神さま(太郎庵)
概要:ふわふわのブッセ生地にチーズクリームをサンドした洋菓子。男の子の健やかな成長を願う「天神さま」にちなんだお菓子です。
費用:1個 約151円~
★小法師(会津葵)
概要:縁起物の起き上がり小法師の形をした和菓子。自家製の小豆あんと白小豆黄身あんを使用し、雪の情緒を表現しています。
費用:15個入り 約1,080円
★香木実(長門屋)
概要:会津産の鬼クルミを使用したくるみ菓子。香ばしい風味と上品な甘さが特徴です。
費用:17個入り 約2,500円
★会津武者煎餅(會津一國庵)
概要:落花生入りのクッキータイプの煎餅で、サクサクとした食感と香ばしい香りが特徴です。
費用:価格は店舗により異なります。
★あわまんじゅう(小池菓子舗)
概要:粟ともち米の生地でこし餡を包んだ素朴な和菓子。「遭わぬように」との願いを込めて名付けられました。
費用:価格は店舗により異なります。
★会津山塩大福
概要:会津山塩を使用した大福で、甘さと塩気のバランスが絶妙です。
費用:価格は店舗により異なります。
★かすてあん(会津葵)
概要:カステラ生地にあんこを挟んだ和洋折衷のお菓子。しっとりとした食感が特徴です。
費用:価格は店舗により異なります。
★七福おはぎ(日々餡)
概要:曲げわっぱに入ったミニサイズのおはぎ7種セット。あんこやきなこ、ごま、ずんだなど多彩な味が楽しめます。
費用:店頭 約1,200円、オンラインショップ 約1,500円
★湯の花ようかん(松本家)
概要:昔ながらの製法で作られた水ようかん。みずみずしく甘さ控えめの味わいです。
費用:価格は店舗により異なります。
★白虎最中(すがの屋)
概要:朝炊きの新鮮な餡を使用した最中。豊かな風味とのど越しが特徴です。
費用:価格は店舗により異なります。
★赤べこ(民芸品)
概要:疫病除けの縁起物として知られる赤い牛の張子人形。首が揺れる愛らしい姿が特徴です。
費用:サイズや店舗により異なります。
★起き上がり小法師(民芸品)
概要:倒しても起き上がる縁起物の人形。家族の数より一つ多く買い求める習わしがあります。
費用:サイズや店舗により異なります。
★会津漆器(工芸品)
概要:伝統的な技法で作られる漆器。美しい光沢と耐久性が特徴です。
費用:商品により異なります。
★会津木綿(工芸品)
概要:丈夫で風合いのある木綿生地。衣類や小物などに使用されています。
費用:商品により異なります。
★絵ろうそく(工芸品)
概要:花や風景などの絵が描かれたろうそく。仏壇用やインテリアとして人気です。
費用:商品により異なります。
★会津の地酒(日本酒)
概要:会津の米と水で仕込まれた日本酒。純米大吟醸など多彩な種類があります。
費用:商品により異なります。
★会津味噌(調味料)
概要:会津地方で作られる味噌。コクと深みのある味わいが特徴です。
費用:商品により異なります。
★会津山塩(調味料)
概要:山から湧き出る塩水を煮詰めて作られる塩。まろやかな味わいが特徴です。
費用:商品により異なります。
★会津の漬物(食品)
概要:地元の野菜を使った漬物。種類も豊富で、ご飯のお供に最適です。
費用:商品により異なります。
●代表的な食文化・ご当地グルメ(掲載時)
■ 会津ソースカツ丼|甘じょっぱいソースが絡むボリューム満点の一皿
会津地方を代表するご飯料理といえば、やはり「ソースカツ丼」。サクサクに揚がった厚切りの豚カツを、醤油ベースの濃厚な甘辛ソースにたっぷりとくぐらせ、炊きたての白ご飯の上に豪快にのせた一品です。卵でとじるタイプではなく、ソースとカツのコントラストが引き立つ潔いスタイルが特徴。大正時代に洋食文化をいち早く取り入れた会津だからこそ根付いた味といえるでしょう。
■ にしんの山椒漬け|保存食の知恵が生んだ発酵の旨み
会津の食文化を語る上で外せないのが、「にしんの山椒漬け」。日本海で水揚げされた身欠きにしんを、刻んだ山椒の葉や実と一緒に米酢や醤油で漬け込んだ郷土の珍味です。冷涼な気候を活かした発酵文化の一つであり、魚と香辛料の絶妙なバランスが楽しめます。口に含めば、ピリッとした山椒の刺激と、熟成された魚の旨味が広がる大人の味わいです。
■ 会津ラーメン|醤油の奥行きを感じる優しい中華そば
会津地方には独自のラーメン文化があり、「会津ラーメン」と呼ばれる醤油スープの中華そばが地元民に長く親しまれています。鶏ガラや煮干しなどを丁寧に煮出した優しい味わいのスープに、中太のちぢれ麺がしっかり絡みます。ラードの香りが立ち、昔ながらのナルトやチャーシュー、メンマといった具材もノスタルジック。観光客だけでなく、地元の人にとっても日常の味です。
■ わっぱ飯|杉の香りがご飯に溶け込む会津の美意識
杉製の丸い木箱「わっぱ」に盛り付けられる「わっぱ飯」は、見た目にも華やかで風情のある郷土料理。炊き込みご飯の上に山菜や魚介、きのこなどが彩りよく並び、わっぱの木の香りが料理全体に移ることで、より一層の深みが加わります。味だけでなく視覚や嗅覚にも訴えかける一品で、茶屋や旅館では特に人気の高いメニューです。
■ こづゆ|お祝いの席に欠かせない具沢山の汁物
「こづゆ」は、冠婚葬祭など大切な席でふるまわれる会津伝統の汁物です。乾燥したホタテの貝柱をベースにした旨味の効いた出汁に、人参、椎茸、きくらげ、里芋、糸こんにゃく、豆麩など数種類の具材がたっぷりと入ります。味つけはあっさりながらも滋味深く、口にするたびに心が温まるような一杯です。特別な時期を彩る、会津の心の味といえるでしょう。
■ 会津地鶏料理|放し飼いで育った旨味あふれるブランド肉
「会津地鶏」は、古来より山間部で育てられてきた品種をもとに改良された、福島県が誇る地鶏ブランド。適度な弾力とコクのある旨みが特徴で、焼き鳥、鍋、唐揚げ、親子丼などさまざまな調理法でその味を楽しむことができます。市内には地鶏専門の食事処もあり、地元の食材とともに楽しめる贅沢な食の時間が過ごせます。
■ そば(会津そば)|清流が育む香り高い田舎そば
会津地方は古くからそば栽培が盛んで、「会津そば」として知られる香り豊かな田舎そばが名物です。標高の高い山里で栽培されるそばは香りが強く、少し太めでコシのある食感が特徴。手打ちの技法も各店ごとに異なり、つゆとの相性や薬味の違いを楽しむのも醍醐味のひとつです。とくに山葵ではなく辛味大根を添える店も多く、ピリリとしたアクセントがそばの風味を引き立てます。
■ 栃餅|素朴で力強い味わいが魅力の山里の菓子
「栃餅(とちもち)」は、アク抜きした栃の実を練り込んだ餅で、山間部の保存食として受け継がれてきました。香ばしく、やや苦みのある独特の風味があり、あんこやきな粉との相性も抜群です。現在でも正月や祭礼の際などに家庭で作られることが多く、素朴ながらも力強い山の味として根付いています。
■ 会津清酒|雪国の名水が生み出す芳醇な一献
食と並んで、会津若松が誇るのが酒造りの文化。会津盆地の良質な米、寒冷な気候、豊かな伏流水という三拍子がそろったこの地は、古くから酒造が盛んに営まれてきました。「末廣」「榮川」「會津中将」などの銘柄が全国に知られており、地元の料理とのペアリングも抜群。市内には蔵元巡りを楽しめる施設もあり、旅の一興として人気です。
■ 赤べこの焼き菓子・スイーツ|伝統民芸が形を変えて食文化へ
会津の象徴ともいえる赤べこをモチーフにした焼き菓子やスイーツも、近年観光客の間で人気を集めています。赤べこ形のもなかや、牛乳を使ったプリン、赤べこパッケージのフィナンシェなど、見た目も可愛らしく土産品としても喜ばれる逸品です。伝統文化が現代の嗜好品へと変化している好例でもあります。
●代表的な祭・イベント(掲載時)
★鶴ヶ城さくらまつり
概要: 鶴ヶ城の周囲に咲き誇る約1,000本の桜を楽しむ春の祭典。夜にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。
観光時期: 4月上旬から5月上旬
アクセス: JR会津若松駅からバスで約15分
費用: 入場無料
★会津彼岸獅子
概要: 春の彼岸に行われる伝統行事で、獅子舞が町を練り歩き、無病息災を祈願します。
観光時期: 3月中旬(春の彼岸)
アクセス: 市内各所で開催
費用: 観覧無料
★お日市
概要: 会津若松市内各地で7月から9月にかけて行われる地域のお祭り。屋台やイベントが並び、夏の風物詩として親しまれています。
観光時期: 7月から9月
アクセス: 市内各所で開催
費用: 観覧無料
★大戸岳山開き
概要: 市内最高峰の大戸岳(標高1,415.9m)の登山シーズンの安全を祈願する山開き行事。登山愛好者に人気です。
観光時期: 6月上旬
アクセス: JR会津若松駅から車で約40分
費用: 参加無料
★会津まつり
概要: 会津最大の祭りで、提灯行列、会津磐梯山踊り、日新館童子行列、鼓笛隊パレード、先人感謝祭、会津藩公行列などが行われます。
観光時期: 9月19日から21日(2025年予定)
アクセス: JR会津若松駅から徒歩またはバスで市内各所へ
費用: 観覧無料
★提灯行列
概要: 昭和3年に始まった行列で、子どもたちが提灯を持って鶴ヶ城から神明通りまで行進します。
観光時期: 会津まつり初日(9月19日)
アクセス: 鶴ヶ城本丸から神明通りまで
費用: 観覧無料
★会津磐梯山踊り
概要: 「エンヤー会津磐梯山は~」の歌詞に合わせて踊る輪踊り。誰でも参加可能で、秋の夜を盛り上げます。
観光時期: 会津まつり期間中(9月19日・20日)
アクセス: 神明通りで開催
費用: 観覧・参加無料
★日新館童子行列
概要: 会津藩の藩校「日新館」で学んだ子弟にちなみ、小学生が武者姿で行進します。
観光時期: 会津まつり最終日(9月21日)
アクセス: 市内中心部で開催
費用: 観覧無料
★鼓笛隊パレード
概要: 小学生による鼓笛隊が市内をパレードし、祭りのフィナーレを飾ります。
観光時期: 会津まつり最終日(9月21日)
アクセス: 市内中心部で開催
費用: 観覧無料
★会津絵ろうそくまつり
概要: 鶴ヶ城や御薬園など市内各所で、約10,000本の絵ろうそくが灯され、雪景色とともに幻想的な雰囲気を楽しめます。
観光時期: 2月上旬
アクセス: JR会津若松駅からバスで各会場へ
費用: 観覧無料
★歳の神
概要: 小正月に行われる伝統の火祭りで、無病息災や五穀豊穣を祈願します。
観光時期: 1月中旬(小正月)
アクセス: 市内各所で開催
費用: 観覧無料
★會津十楽
概要: 会津の歴史や文化を体験できるイベントで、春と秋に開催されます。
観光時期: 5月上旬、10月中旬
アクセス: 鶴ヶ城周辺で開催
費用: 入場無料
★会津田島祇園祭
概要: 南会津町で行われる伝統的な祭りで、七行器行列や花嫁行列が見どころです。
観光時期: 7月22日から24日
アクセス: 会津田島駅から徒歩圏内
費用: 観覧無料
★霊まつり流灯花火大会
概要: 柳津町で行われる花火大会で、灯籠流しと花火の共演が幻想的です。
観光時期: 8月10日
アクセス: 会津若松駅からバスで約1時間
費用: 観覧無料
★会津やないづ冬まつり
概要: 柳津町で行われる冬の祭りで、雪灯籠や地元グルメが楽しめます。
観光時期: 2月中旬
アクセス: 会津若松駅からバスで約1時間
費用: 観覧無料
●特性(掲載時)
■ 歴史と文化が息づく“城下町の風格”
会津若松市の最大の強みといえば、やはりその歴史的背景です。江戸時代には会津藩の本拠地として栄え、鶴ヶ城を中心に発展したこの土地は、今なお城下町の風格を色濃く残しています。市内には武家屋敷や歴史資料館が点在し、「歴史を体感できるまち」として観光客に強くアピールしています。歴史だけにとどまらず、明治維新期の激動の舞台にもなったことから、「会津魂」や「義を重んじる精神」が現代の住民気質にも反映されているといえるでしょう。
■ 自然との共生が生む豊かな四季
もう一つの魅力は、自然環境の豊かさです。会津盆地に位置するこの街は、山々に囲まれ、猪苗代湖や磐梯山といった景勝地へのアクセスも抜群です。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の自然が暮らしと観光を彩り、農作物の育成にも大きな恩恵を与えています。とくに米と会津産日本酒の品質は全国的に高く評価されており、地場産業としての強さも兼ね備えています。
■ 「会津人らしさ」がにじみ出る地域性
忍耐と義理堅さが根付く気風
会津若松の住民はしばしば「我慢強く、筋を通す」と形容されます。その背景には、戊辰戦争後の苦難の歴史を経てもなお、誇りと規律を失わなかった会津武士の精神文化が深く関係しています。人との約束を重んじ、礼儀を忘れないという姿勢は、観光客との交流の場でも自然と表れ、他地域から来た人に温かい印象を与えます。
■ 外からの刺激を受け入れる「開かれた保守性」
一見すると保守的な印象を受ける地域性ですが、実は他所の文化を柔軟に取り入れる度量も兼ね備えています。古くから東北・北関東との交易が盛んだったことに加え、戦後は観光地として全国各地から人が訪れるようになり、結果として外の価値観に寛容な雰囲気も芽生えています。伝統を守りつつも、新しい取り組みに挑戦する若者たちの活動が目立ってきているのも、この土地ならではのバランス感覚の表れといえるでしょう。
■ 方言が伝える心の距離の近さ
「べした言葉」で交わされるぬくもりの会話
会津若松では、今なお方言が日常的に用いられています。代表的なのが語尾の「~べした」や「~なんしょ」などで、やわらかく親しみやすい響きが特徴です。たとえば、「行くんですか?」は「行くんべした?」、「気をつけてね」は「気ぃつけなんしょ」といった具合。これらの方言は、言葉の背景に人との距離を縮める役割を持っており、言葉を交わすたびに土地の温もりを感じられます。
■ 方言が育む世代間のつながり
若者の間では標準語化が進んでいるものの、祖父母世代が話す「会津弁」は、家族の絆をつなぐ言語として今も大切にされています。学校や地域行事などでも方言に親しむ機会が設けられ、あえて方言を使って話すことに「地域の誇り」を見出す動きも見られるようになっています。会津若松の方言は、単なる言葉ではなく、世代を超えて地域の心を共有する“媒体”としての役割を担っています。
■ 「会津地方」の中核都市としての存在感
会津若松市は、広義の「会津地方」において中核的な役割を果たしています。周辺には喜多方市、会津美里町、磐梯町、下郷町などが点在し、医療・教育・商業施設の多くが会津若松市に集約されています。地域住民にとっては、まさに「生活のハブ」ともいえる場所であり、日常の買い物や通院、進学のために市内へ通う人が多いのが特徴です。
■ 喜多方市との“うまい関係”
隣接する喜多方市とは、地理的にも文化的にも深いつながりがあります。とくに「喜多方ラーメン」と「会津の酒」は、相互に観光客を呼び込む“食の双璧”として連携する機会が増えており、広域観光ルートの構築が進められています。両市の住民の間でも交流が盛んで、マラソン大会や花火大会、グルメフェスなどの合同イベントが開かれることも珍しくありません。
■ 福島市・郡山市とのバランスある関係
県庁所在地の福島市や経済中心の郡山市とは、適度な距離感を保ちつつ、連携と競争の両立を図っています。高速道路や新幹線の整備によりアクセス性も向上し、ビジネスや教育の面での人的交流も活発です。また、震災後の復興施策や観光振興策では、3市連携によるPRキャンペーンなどが実施され、互いの強みを活かす形で協力関係を築いています。
■ 次世代が受け継ぐ「会津らしさ」
近年、人口減少や高齢化といった課題に直面している会津若松市ですが、その一方で、伝統や地域の誇りを受け継ごうという若者たちの動きも広がっています。地元食材を活かした商品開発、古民家の再生プロジェクト、祭りの継承活動など、多くの取り組みが展開されており、「誇りあるふるさと」を次代につなぐ流れが確実に芽吹いています。
■ “訪れるだけで郷愁を感じる”街
観光地としての会津若松の魅力は、単なる観光名所の数では語り尽くせません。訪れた人が口をそろえて語るのは、「なぜか懐かしい」「初めて来たのに、落ち着く」という感覚です。それは、町並みの美しさや人々の素朴な人柄、そして時間の流れがゆったりしていることが背景にあるからでしょう。この「懐かしさを感じる力」こそが、会津若松市のかけがえのない地域的魅力といえます。
●過去に人気だった店(掲載時)
■ 昭和の温もりを届けた老舗洋食店「★キッチンいとう」
かつて七日町通り沿いに佇んでいた「キッチンいとう」は、昭和の香り漂う洋食の名店として長く愛されてきました。木製の看板と赤いチェックのテーブルクロスが印象的なこの店では、昔ながらのナポリタンやハンバーグ定食が特に人気を博していました。地元の中高生からサラリーマン、お年寄りまで幅広い世代が通い詰めた店は、平成中期に惜しまれつつ閉店。その後も市民の記憶には「青春の味」として根強く残っています。
■ 地元の交流の場だった「★会津松竹映画劇場」
戦後復興期に開館した「会津松竹」は、洋画や邦画、アニメなどを上映する会津若松の代表的映画館でした。特に昭和40年代にはゴジラシリーズや東映まんがまつりなど、親子連れでにぎわった黄金期がありました。シネコンの台頭により2000年代に幕を閉じましたが、かつての館内にはポスターや手書きの看板が貼られ、町の文化の記録装置として大きな役割を果たしていました。
■ 甘味とおしゃべりが交差した「★喫茶みちくさ」
昭和の終わりから平成にかけて若松駅近くで人気を博したのが、レトロな雰囲気を持つ喫茶「みちくさ」。アンティーク調の家具に囲まれながら、ブレンドコーヒーと名物プリンアラモードを楽しむのが定番コース。地元の主婦や学生たちの憩いの場でもあり、会津の文化人たちも通った店として知られています。惜しくも閉店した後、その内装や空気感を模した「喫茶再現プロジェクト」が地域イベントとして語り継がれています。
■ 昭和モダンを映した衣料品店「★アカギ洋装店」
大町通りで長く営業していた「アカギ洋装店」は、戦後の復興期から女性たちの流行発信地として親しまれました。毛糸の手編みセーターやオーダーメイドのワンピースなど、個性と品質を重視する姿勢が魅力。百貨店の進出により次第に客足が減り、平成初期に閉店。しかし、そのウィンドウディスプレイは地元の写真家たちの被写体としても人気で、今もSNSに当時の写真が多数残っています。
■ 地元っ子の遊び場だった「★会津若松こどもセンター」
現在の鶴ヶ城会館の近くにあった「こどもセンター」は、滑り台や模型列車、昆虫標本などを備えた児童向けの教育・遊戯施設でした。特に夏休みには「科学とふしぎ展」と題した体験型イベントが開催され、自由研究のヒントを求める小学生たちでにぎわいました。平成初頭に閉館後は、跡地に観光施設が建設されましたが、地域の世代間で「子ども時代の宝箱」として今なお語り継がれています。
■ 知る人ぞ知るラーメンの名所「★めん処 大川屋」
会津若松市内で一時期、行列が絶えなかったラーメン専門店「大川屋」は、地元産の醤油を使ったコクのあるスープと、中太縮れ麺が特徴。店主自ら手打ちする麺と、炭火で炙ったチャーシューの香りは、一度食べたら忘れられないと評されました。惜しまれながら閉店後も、屋号を模したラーメンイベントが定期的に開催され、熱狂的ファンが今も再現レシピを追い求めています。
■ 近代化の象徴だった「★福西本店百貨館」
かつての白虎通りに面して存在した「福西本店百貨館」は、昭和30年代の高度経済成長を象徴するような豪華な店構えで、衣料品・家電・書籍まで何でも揃う「地元の百貨店」として親しまれました。屋上の遊園地や、クリスマス時期のイルミネーションも地元っ子の憧れの的でした。大型モールの進出と共に閉館となったが、その建物は現在、資料館として新たな形で活用されています。
■ 若者文化の震源地「★レンガ坂ブックカフェ“こまち文庫”」
平成時代の後半、城下町の一角に現れた“こまち文庫”は、本とコーヒーを楽しむブックカフェとして若者を中心に支持されました。古本屋とギャラリーが融合した空間では、地元作家の作品展示や詩の朗読会も行われ、文化発信の拠点としても注目されました。数年間の営業の後、惜しまれつつ閉店。閉店イベントには地元メディアも多数取り上げるほどの影響力を持っていました。
■ 地元の音楽シーンを支えた「★ライブハウスNEON」
平成初期から中期にかけて、会津のアマチュアバンドや大学生たちが集う場として栄えた「NEON」。ライブハウスというより「地下の秘密基地」といった空気感が魅力で、週末ごとに熱い演奏が繰り広げられました。演奏終了後に客同士で語り合う風景は、音楽という枠を超えた「表現の交差点」でした。現在は取り壊されましたが、かつての出演者たちが再結集する同窓イベントが今も不定期で行われています。
■ 地元密着の生活必需拠点「★長崎屋 会津若松店」
全国チェーンの中でも、会津若松市民に深く根付いていたのが「長崎屋 会津若松店」。日用品や衣料品の安価販売で市民生活を支えたこの店舗は、特に年末年始の福袋やお買い得セールで毎年大混雑。バス停も直結しており、交通の要でもありました。大型ショッピングセンターの出現で閉店となったものの、跡地には現在も「元長崎屋の角」として多くの人に通じるランドマークとなっています。
●過去の出来事(掲載時)
■ 幕末を揺るがせた悲劇の戦い「★鶴ヶ城籠城戦」
会津若松市の歴史を語るうえで、幕末の戊辰戦争と「鶴ヶ城の籠城戦」は避けて通れません。1868年、明治新政府軍と旧幕府側の間で日本を二分する内戦が勃発し、会津藩は旧幕府側の中核として抵抗。新政府軍に包囲された会津若松は、名城・鶴ヶ城に立て籠もり、1ヶ月以上にわたり壮絶な戦いを繰り広げました。
この戦いは単なる軍事衝突ではなく、武士の誇り、家族の絆、そして地域の運命を賭けた戦いでした。特に「白虎隊」の悲劇は多くの人々の胸を打ちます。若干16~17歳の少年たちが城の炎上を見誤って自刃したという逸話は、今なお語り継がれています。
■ 明治維新後の変革と「★斗南移封」の衝撃
戊辰戦争で敗れた会津藩は、明治政府によって厳しい処遇を受けました。その一つが「斗南藩への移封」です。現在の青森県むつ市周辺に強制的に移されたことで、領地と共に多くの人々の暮らしが激変。厳寒と貧困に晒され、多くの元会津藩士たちは苦しい生活を強いられました。
しかし、この逆境を乗り越え、やがて「誠」の精神を後世に残したという点で、斗南移封は会津人の粘り強さと誇りの象徴とも言えるでしょう。
■ 教育の礎を築いた「★日新館の復興と精神」
江戸時代、会津藩には藩校「日新館」がありました。ここはただの教育施設ではなく、武士としての教養や礼節、戦術、天文学など幅広い知識を学ぶ場でした。戊辰戦争後、一度はその機能を失いましたが、1995年に復元され、現代でも「会津魂」を伝える場として再注目を浴びています。
「ならぬことはならぬものです」という言葉は、今でも道徳教材に使われるなど、全国に影響を与えています。
■ 昭和の奇跡を生んだ「★会津線全通への市民運動」
鉄道網の発展は地方にとって大きな転換点でした。会津若松から南会津方面へとつながる「会津線(現・会津鉄道)」は、1970年代に全線開通しましたが、当初は途中までで建設が止まる可能性もありました。これに対して地元住民たちは署名運動や陳情を重ね、国や県を動かし、全線開通へと導いたのです。
この「市民の底力」は、地方の声が行政を動かす象徴的なエピソードとして語られています。
■ 平成の発見「★さざえ堂」世界的評価の高まり
会津若松にある「さざえ堂(正式名:円通三匝堂)」は、1796年に建てられた木造建築で、二重らせん構造をもつ世界的にも珍しい仏堂です。長く地元では知られた存在でしたが、平成期に入り、建築学者や観光客の注目が集まり、「世界にも類を見ない建築」として評価が急上昇。
その独自性から、SNSなどでも「映える建築」として紹介され、国内外から多くの観光客が訪れる名所となりました。
■ 災害と向き合った「★2011年東日本大震災と風評被害」
2011年の東日本大震災は福島県全域に大きな影響を与えました。会津若松市は内陸に位置し直接的な津波被害はありませんでしたが、福島第一原発事故により「福島」という名前だけで観光や農産物に大きな打撃がありました。
それでも市民は一致団結し、「安全な会津」の情報発信を続けると同時に、避難民の受け入れ、風評被害への対抗策を次々と打ち出しました。この姿勢は、都市のレジリエンス(回復力)と他者への思いやりの象徴です。
■ 令和の交流事業「★台湾との歴史文化連携」
近年、会津若松市では台湾との文化交流が活発化しています。その背景には、戊辰戦争で戦った松平容保の孫・松平恒雄が戦前の台湾統治に関わったことや、会津藩士の精神性に惹かれた台湾の歴史学者が多いことなどが影響しています。
こうした流れから、台湾からの観光客が増え、学校間交流、産業技術の提携も進行。観光だけでなく、教育や経済の面でも両地域のつながりが深化しているのです。
■ 全国注目を集めた「★市長選挙の無投票批判と市民の声」
2021年に行われた会津若松市長選挙では、現職の無投票当選が決まり、これに対して市民の間で「民主主義が機能していない」との議論が巻き起こりました。若者を中心に、政治参加の必要性がSNSなどで広まり、翌年以降、市民団体の設立や政策提言の活動が活発化。
この出来事は、地方都市における「無関心の壁」とどう向き合うか、全国の自治体にとっても示唆に富む話題となりました。
■ 観光戦略の転換「★“侍シティ”プロジェクトの立ち上げ」
観光面で大きな注目を集めたのが、「侍シティ会津若松」プロジェクト。歴史資源に依存する観光ではなく、現代的な魅力と融合させた町おこしが行われています。観光案内所のデジタル化、武士文化をVRで体験できる施設、地元の高校生と連携した歴史ガイドツアーなど、これまでにない観光戦略が展開。
このプロジェクトにより、従来の歴史観光に飽きた若年層や海外観光客を呼び込むことに成功し、モデルケースとして他自治体からの視察も相次ぎました。
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