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【地方】:北海道地方
【都道府県】:北海道
【市町村】:北幌市白石区
【面積】:34.47km2
【総人口】:213,366人(2025年2月28日)

●概要(掲載時)

■ 雪と産業の調和が息づく多面性の街
多様な顔を持つ白石区の総合的な輪郭
札幌市白石区(しろいしく)は、札幌市の南東部に位置し、住宅と産業、自然と都市機能が見事に調和した多彩な魅力を持つエリアです。面積は34.47平方キロメートル、2025年時点で約21万人が暮らす大規模な区で、札幌市10区の中でも人口密度が高い地域として知られています。生活の利便性、交通のアクセス、豊かな自然、歴史ある街並みの融合が、白石区の個性を形作っています。

「白い石」に由来する地名とその始まり
白石という地名のルーツは、江戸時代に仙台藩白石城下から開拓民が入植したことに端を発します。1866年(慶応2年)、明治以前の蝦夷地開拓政策の一環として、白石藩士たちが現在の白石区に移住し、寒冷地農業を試みながらこの地の基礎を築きました。彼らが築いた「白石村」は、後に「白石郡白石村」となり、昭和初期に札幌市と合併。以後、都市化の波に乗って住宅や工業が集積していきました。
地名「白石」は、故郷・宮城県白石市からそのまま受け継がれたもので、移民たちの故郷への想いが色濃く刻まれています。

明治から昭和へ ― 開拓地から都市へ変貌した道のり
明治期には、農村地帯としての性格が強かった白石地区ですが、大正末期から昭和初期にかけて、札幌市の拡大に伴って人口が増加し、鉄道や幹線道路の敷設が進むにつれて次第に都市化が進行します。
1950年代には北海道最大の国道のひとつ「国道12号線」が整備され、さらに産業道路としての「白石・厚別通」や「米里通」が形成されて物流の要所としての地位を確立。1972年に札幌市が政令指定都市へと移行すると、白石区として行政区画が独立しました。
現在では工業団地や物流拠点、住宅街、大型商業施設が隣接しあう、札幌市内でも多機能性の高い区のひとつとして注目されています。

交通網の発展 ― 都心と郊外を結ぶ結節点
白石区は交通の利便性においても優れており、JR函館本線・千歳線・札幌市営地下鉄東西線が通り、札幌中心部へも10~20分圏内とアクセス良好です。
特に地下鉄東西線「白石駅」「南郷7丁目駅」「南郷13丁目駅」「南郷18丁目駅」は通勤・通学の要所であり、多くの市民が日常的に利用しています。車利用の面でも道央自動車道「札幌南IC」や「白石IC」などの高速道路へのアクセスも良く、札幌外環状線も整備されており、道内各地への移動拠点ともなっています。

自然と都市の狭間に広がる生活風景
白石区の魅力の一つは、都市生活の便利さを保ちつつ、緑あふれる環境を日常的に感じられるところです。特に「白石こころーど」と呼ばれるサイクリングロードは、旧国鉄千歳線跡地を活用した全長21キロメートルの緑道で、ウォーキングやジョギング、自転車通勤にも活用され、市民の憩いの空間となっています。
また、「白石公園」や「北郷公園」など広々とした市民公園も点在し、子ども連れの家族や高齢者にも人気。冬季には雪が深く積もる地域でもあるため、雪遊びや歩くスキーといった北国ならではの風景も生活に溶け込んでいます。

工業と商業の拠点 ― 白石区の経済的側面
白石区には「米里工業団地」「流通センター」など多くの企業が立地し、札幌市内の中でも産業色が比較的濃いエリアです。運輸・物流系企業のほか、製造業・食品加工業・印刷業などが集積し、札幌市全体の経済を支える中核的な役割を果たしています。
また、白石区内には「イーアス札幌」や「ラソラ札幌」など大型商業施設があり、買い物や飲食、エンターテインメントを楽しむことができるため、周辺地域からの集客も多いのが特徴です。

住宅地としての成熟と多世代居住のまち
白石区は札幌市のベッドタウンとしても機能しており、団地やマンション、一戸建てが広がる住宅街が区全体に点在しています。特に「栄通」「本郷通」「南郷通」などの東西の通り沿いには生活利便施設が密集しており、スーパーマーケット、病院、学校などが整っています。
また、子育て世帯だけでなく、高齢化に対応したバリアフリー設計の集合住宅や福祉施設も多く、幅広い世代にとって暮らしやすい環境が整っています。

教育と文化の発信地としての一面
白石区には多くの公立・私立学校があり、教育機関が充実しています。特に「札幌白石高等学校」や「北海学園大学(白石キャンパス)」など、地域に根ざした教育施設が地元の若者の育成に貢献しています。
また、区民センターや図書館、文化施設も整っており、地元イベントや展示会、講座などが頻繁に開催されており、文化的交流の場として機能しています。夏には「白石区民まつり」など地域の一体感を高める催しも人気です。

多国籍な住民との共生とダイバーシティの促進
近年、白石区にはアジア圏を中心とした外国人住民も増加しており、多言語対応や多文化共生を意識した行政対応も進んでいます。区役所や公共施設では外国語案内や通訳対応を整備しており、国際都市・札幌の一翼として多様性を尊重するまちづくりが行われています。

災害対策と安心のまちづくり
北海道胆振東部地震や記録的豪雪などの災害に備えた対策も充実しており、白石区では避難所整備やハザードマップの配布、防災訓練などを定期的に実施。特に雪害対策としての除雪体制には定評があり、区民の安心な暮らしを支えるインフラ整備が行き届いています。

これからの白石区 ― 持続可能性と都市再編へ
今後の白石区は、高齢化と少子化への対応、環境に配慮した都市再編が大きな課題となります。札幌市のスマートシティ構想に基づいたITインフラの整備、再開発による駅周辺の高密度複合施設の導入など、より便利で持続可能な都市へと変貌しようとしています。
また、地元住民が主体となるまちづくり活動も活発で、コミュニティFMや市民活動団体などが、地域の情報発信やつながりを生み出す新たな担い手として注目されています。

まとめ:
白石区は、開拓の歴史を背景に持ちながら、現在では生活利便性・産業機能・自然環境が高次元で融合した地域です。古き良き歴史と新しい都市の姿が交差するこの街は、多様な人々にとって魅力的な暮らしの舞台として、これからも進化し続けることでしょう。

●地域(掲載時)

■ 本郷通地区 生活と商業が混在する心のメインストリート
本郷通(ほんごうどおり)は、白石区の中央部を東西に貫く通りであり、その周辺一帯は長年にわたって地域住民の生活基盤を支えてきたエリアです。沿道には商店街や飲食店、病院、保育園などが整然と並び、日常の買い物や交流の場として親しまれています。
また、高度成長期に建てられた団地や戸建て住宅が多く、高齢者と若い家族が共に暮らす多世代型の街としての顔もあります。地域コミュニティも根強く、町内会主催のイベントや盆踊り大会が盛んに行われるなど、下町的な温もりが残る地域です。

■ 栄通地区 交通の要衝として発展する住居エリア
「栄通(さかえどおり)」は地下鉄東西線の「南郷通」駅からほど近く、白石区の西寄りに位置するエリアです。この界隈は住宅地としての開発が早くから進んでおり、区内でも特に整備された街区を形成しています。
交通アクセスの良さも特筆すべき点で、地下鉄南郷7丁目・13丁目・18丁目のいずれからもアクセスが可能。大通駅や新さっぽろ駅への移動もスムーズで、通勤通学の利便性が高いことから若年層のファミリー層に人気の高い地域です。
一方で、閑静な住宅街の中には昔ながらの小さな個人商店が点在し、地域と住民のつながりを感じさせる穏やかな空気も流れています。

■ 白石中央地区 行政と文化の中心核
白石中央(しろいしちゅうおう)は、白石区役所や白石区複合庁舎、白石図書館、文化施設などが集中する行政・文化の中核エリアです。新しく建て替えられた白石区役所複合施設は、地域住民の交流スペースも設けられており、行政窓口を超えた「市民の居場所」として機能しています。
また、JR白石駅も至近で、鉄道とバスの結節点としても利便性が高い場所です。駅周辺では再開発が進み、マンションや医療機関、商業施設の立地が進んでいます。区全体のハブとも言えるこの場所には、行政・交通・文化の三要素がコンパクトに詰まっています。

■ 北郷地区 静けさと懐かしさを併せ持つ下町風情
白石区の東部に広がる「北郷(きたごう)」は、農村の面影を色濃く残しながらも住宅地として成長してきた地域です。白石川沿いの自然環境と、碁盤目状に整備された住宅街が調和し、都会の喧騒とは一線を画す穏やかな空気が流れています。
昭和期から団地開発が進んだエリアでもあり、シニア層の居住率が高い一方、近年では再開発によって若年層の転入も増加傾向にあります。また、近年はペットと暮らす家庭や子育て世代が集まることで、地域の交流行事や公園利用も再び活性化しています。

■ 菊水地区 都心の玄関口となる便利なアーバンゾーン
「菊水(きくすい)」は、白石区の北西部にあり、隣接する中央区へのアクセスが極めて良好な立地を誇ります。地下鉄東西線「菊水駅」周辺は、マンションが林立する都市型の住宅地であり、オフィスワーカーのベッドタウンとして人気の高いエリアです。
道道89号(北郷通)を中心に飲食店、スーパーマーケット、ドラッグストアなどが立ち並び、単身者からファミリーまで多様な生活スタイルに対応しています。また、豊平川河川敷も近く、ジョギングや散策コースが整備されており、都会の中の自然にもすぐに触れることができるのが大きな魅力です。

■ 東札幌地区 商業と住居が融合する成長型エリア
「東札幌(ひがしさっぽろ)」は、白石区の北部にあり、商業施設と住宅街が共存する発展型の地域です。「ラソラ札幌」などの大型ショッピングモールがあり、買い物や映画鑑賞、レストラン利用にと幅広い世代が訪れます。

また、地下鉄東札幌駅を中心に再開発が進み、駅直結のマンションや複合施設の建設により都市機能が強化されました。かつて工場地帯であった場所が、現在ではスタイリッシュな都市型住宅エリアへと姿を変えつつあります。

■ 米里地区 産業と物流の最前線
白石区の南東部に位置する「米里(よねさと)」地区は、白石区内でも特に工業・物流関連施設が集中する産業エリアです。広大な倉庫や配送拠点が点在し、札幌市内や道内各地への物流を支える拠点として知られています。
一方で、住宅エリアも点在しており、工場勤務者やドライバーなどが暮らす場所でもあります。交通インフラが整っているため、札幌市外への通勤・移動拠点としても注目されつつあります。白石ICからの高速アクセスも良好です。

■ 川下地区 自然と共存する郊外のオアシス
白石区の南端部にあたる「川下(かわしも)」は、森林や緑地、農地が残る自然豊かな地域です。特に「川下公園」はラベンダー畑やパークゴルフ場、散策路が整備された広大な公園で、札幌市民のリラクゼーションの場として親しまれています。
市街地の喧騒から離れて、自然の中で子育てをしたいと考える家族にとっては、まさに理想的な環境。市内中心部へも車で30分程度と程よい距離感で、郊外生活と都市の利便性を両立できる希少なエリアといえるでしょう。

■ 平和通地区 歴史と住宅が融合する落ち着いた町並み
「平和通(へいわどおり)」は、JR白石駅の南東に位置し、昔ながらの町並みと新興住宅が混在する穏やかな地域です。町名の通り、戦後の復興を象徴するような温かみのある名称がつけられており、地元住民の間でも根強い愛着があるエリアです。
学校や図書館、地域交流センターが点在し、日常の暮らしに必要な施設が身近に整っていることから、地元志向の強い住民が多く住んでいます。昭和から平成へ、そして令和へとゆっくりと移り変わる住宅街の風景には、時間が穏やかに流れています。

■ 総括:多面性が共存する、暮らしのモザイク
白石区は、行政・商業・住宅・工業・自然といった多彩な要素が地理的に融合しながら、それぞれの地域が独自のカラーを保ちつつ調和を築いています。地下鉄やJR、高速道路といった交通の利点に加え、各地域に根差したコミュニティが存在することで、住民の暮らしをより豊かにしています。
地域ごとに異なる魅力を持つ白石区は、まさに「暮らしのモザイク」。多くの人々が自分らしい生き方を描ける場所として、今後も進化し続けることでしょう。

●代表的な観光スポット(掲載時)

★白石こころーど
旧国鉄白石駅跡地を利用した約1.5kmの遊歩道で、春には桜が咲き誇り、地元の人々の散歩コースとして親しまれています。​
おすすめ時期:​4月中旬(桜の見頃)​
アクセス:​地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約5分​
費用:​無料​

★川下公園
広大な敷地を持つ公園で、ラベンダー園やリラックスプラザ(温水プール・浴室・トレーニング室)など、多彩な施設が整っています。​
おすすめ時期:​6月下旬~7月上旬(ラベンダーの見頃)​
アクセス:​地下鉄東西線「南郷18丁目駅」からバスで約15分​
費用:公園入場無料、リラックスプラザは施設により有料​

★白石神社
白石区の総鎮守として親しまれる神社で、静寂な境内は心を落ち着かせてくれます。​
おすすめ時期:1月(初詣)、6月(例大祭)​
アクセス:地下鉄東西線「南郷13丁目駅」から徒歩約10分​
費用:無料​

★菊水神社
住宅街に佇む小さな神社で、地元の人々に大切にされています。​
おすすめ時期:通年​
アクセス:地下鉄東西線「菊水駅」から徒歩約7分​
費用:無料​

★ファンタジーキッズリゾート新さっぽろ
日本最大級の室内遊園地で、天候に左右されずに子どもたちが思い切り遊べます。​
おすすめ時期:通年(特に雨や雪の日)​
アクセス:地下鉄東西線「新さっぽろ駅」から徒歩約5分​
費用:子ども1,000円~、大人500円~(時間制)​

★namcoラソラ札幌店
ショッピングモール内にあるゲームセンターで、クレーンゲームやメダルゲームなどが楽しめます。​
おすすめ時期:通年​
アクセス:地下鉄東西線「東札幌駅」から徒歩約5分​
費用:ゲームにより異なる​

★マジックスパイス札幌本店
スープカレーの元祖とされる有名店で、独特のスパイスと辛さが特徴です。​
おすすめ時期:通年​
アクセス:地下鉄東西線「南郷7丁目駅」から徒歩約10分​
費用:1,000円~1,500円程度​

★鮨処 なごやか亭 白石本通店
新鮮なネタが自慢の回転寿司店で、家族連れにも人気です。​
おすすめ時期:通年​
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約15分​
費用:​1,500円~2,500円程度​

★野口染舗
染物体験ができる工房で、オリジナルのハンカチや手ぬぐい作りが楽しめます。​
おすすめ時期:​通年(要予約)​
アクセス:​地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約10分​
費用:​体験内容により異なる(1,000円~)​

★イーアス札幌
多彩なショップやレストランが集まる大型商業施設で、家族でのショッピングに最適です。​
おすすめ時期:​通年​
アクセス:​地下鉄東西線「東札幌駅」から徒歩約3分​
費用:店舗により異なる

★北郷公園
白石区北郷に広がる地域密着型の公園。芝生広場や遊具、野球場などを備え、近隣住民の憩いの場として愛されています。
おすすめ時期:5月~10月(新緑から紅葉まで楽しめる)
アクセス:JR白石駅から徒歩約15分
費用:無料

★白石中央公園
広い敷地に遊具や多目的広場が整備された公園。夏場は子ども向けの水遊び場が人気。
おすすめ時期:夏(7~8月)
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約12分
費用:無料

★白石区郷土資料室
かつての白石村の歴史や、開拓期の生活にまつわる展示を行う小さな資料館。学校や地域の学習にも活用されています。
おすすめ時期:通年(平日中心の開館)
アクセス:地下鉄東西線「南郷通13丁目駅」から徒歩約10分
費用:無料

★旧白石村役場跡
現在は石碑と説明板のみだが、白石区の自治のルーツを感じられる場所。静かな住宅地にひっそりと残っている。
おすすめ時期:春~秋(雪がない時期)
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約8分
費用:無料

★白石区民センター
コンサート、演劇、講演会など地域文化の拠点。年に数回、地元音楽団体の無料コンサートも開催される。
おすすめ時期:イベントにより異なる
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約5分
費用:無料またはイベントによる

★札幌市図書・情報館 白石分館
白石区の知的拠点。豊富な蔵書と快適な読書スペースが整備されており、文化活動に触れるには最適な場所。
おすすめ時期:通年
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」直結
費用:無料

★ベーカリー夢パン工房
地元民に人気のパン屋。朝早くから開店しており、焼き立てパンとコーヒーで朝食が楽しめる。
おすすめ時期:通年(特に朝がおすすめ)
アクセス:地下鉄東西線「南郷18丁目駅」から徒歩約7分
費用:500円~1,000円程度

★スイートますや 白石本店
白石区発の老舗和菓子店。北海道産小豆を使用したどら焼きや饅頭が絶品。
おすすめ時期:通年(お彼岸・お正月も人気)
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約10分
費用:300円~1,000円程度

★白石サイクリングロード(白石こころーど~北広島まで)
白石から北広島市までを貫く全長20km以上のサイクリングロード。都市と自然が融合した風景を走り抜ける爽快感が魅力。
おすすめ時期:5月~10月
アクセス:各区間にアクセスあり(白石駅・南郷13丁目駅など)
費用:無料(自転車持参、またはレンタル)

★東札幌温水プール
通年利用可能な屋内プール施設。25mプールのほか、ウォータースライダーや子ども向けの浅いプールも。
おすすめ時期:通年(特に冬場は人気)
アクセス:地下鉄東西線「東札幌駅」から徒歩約10分
費用:大人500円、子ども250円

★白石中央市場
昔ながらの雰囲気が漂う生鮮市場。地元の新鮮な野菜や魚介が安価で手に入る隠れた名所。
おすすめ時期:朝(8:00~11:00頃)
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約15分
費用:商品による(観光客の見学も無料)

★ラソラ札幌
ファッションから食品、アミューズメントまで揃う複合商業施設。ファミリーに最適。
おすすめ時期:通年
アクセス:地下鉄東西線「東札幌駅」から徒歩約5分
費用:入場無料、買い物代別

★新札幌八幡宮
新札幌の住宅地に佇む神社で、家内安全や商売繁盛を祈願する参拝客が多い。
おすすめ時期:正月、秋祭り(9月)
アクセス:JR新札幌駅から徒歩約10分
費用:無料

★米里神社
白石区の南端に位置する静かな神社。地元住民による小さな祭礼が続く、隠れたパワースポット。
おすすめ時期:春(4月)と秋(10月)の例祭
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」からバスで約15分+徒歩5分
費用:無料

★白石駅周辺のSL記念碑
かつての国鉄白石機関区の面影を残す記念碑があり、鉄道ファンが訪れる小さな聖地となっています。
おすすめ時期:通年(晴天時がおすすめ)
アクセス:JR白石駅南口すぐ
費用:無料

★モーリーファンタジー札幌白石店
白石区内の大型ショッピングモール内にあるアミューズメント施設。クレーンゲームやキッズ向けの乗り物が豊富。
おすすめ時期:通年(雨の日も安心)
アクセス:JR白石駅からバスで約10分
費用:1回100円~、パック料金あり

★札幌サイエンスセンター(近隣新さっぽろ)
厳密には隣接する厚別区にありますが、白石区からも徒歩圏内。子どもが楽しめる科学実験やプラネタリウムが充実。
おすすめ時期:通年(特に夏休みの自由研究に最適)
アクセス:地下鉄東西線「新さっぽろ駅」から徒歩約8分
費用:展示200円、プラネタリウム500円

★古民家カフェ 茶房・風和(ふわ)
昭和初期の住宅をリノベーションした趣あるカフェ。庭を眺めながらのんびりと過ごす時間は格別。
おすすめ時期:春~秋(庭の花が美しい)
アクセス:地下鉄東西線「南郷13丁目駅」から徒歩10分
費用:ランチセット1,200円前後

★白石区役所展望スペース
多くの人が知らない穴場。白石区役所の最上階には無料で立ち入れる展望スペースがあり、白石区の夜景が見渡せます。
おすすめ時期:冬季(夜景が一段と美しい)
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」直結
費用:無料

★白石の味処「しろいし市場食堂」
朝市としても親しまれる店舗が並ぶ一角にある定食屋。道内の新鮮な海産物を使った料理がリーズナブルに味わえる。
おすすめ時期:朝~昼(11時頃までが狙い目)
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約13分
費用:700円~1,300円前後

★白石スケートリンク(期間限定)
冬季限定で開放される屋外スケートリンク。地元小学生や家族連れに人気。
おすすめ時期:12月下旬~2月中旬
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩15分
費用:入場無料(スケート靴レンタル:300円程度)

★南郷通の銀杏並木
秋には黄金に染まるイチョウ並木が続く南郷通は、地元写真愛好家の撮影スポットとして知られる。
おすすめ時期:10月下旬~11月初旬
アクセス:地下鉄東西線「南郷13丁目駅」下車すぐ
費用:無料

★ギャラリー シロイシ・アートスペース
白石区内のアーティストたちによる個展が定期的に開かれるスペース。陶芸や絵画、写真展など内容は多岐にわたる。
おすすめ時期:展示により異なる(要HP確認)
アクセス:地下鉄東西線「東札幌駅」から徒歩約6分
費用:展示は無料~500円程度

★北郷稲荷神社
赤い鳥居と手入れの行き届いた境内が特徴的な小さな神社。地元の人々が静かにお参りする姿に心が和む。
おすすめ時期:初詣、春の花まつり
アクセス:JR白石駅から徒歩約18分
費用:無料

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●主な交通手段(掲載時)

■ 観光の起点としての「白石区」の交通の利便性
北海道の玄関口・新千歳空港から電車や車で約1時間というアクセスの良さを誇る札幌市。その中でも「白石区」は市のほぼ中央に位置し、住宅と商業、自然がほどよく調和したエリアです。観光で訪れた際には、徒歩だけでは回りきれない名所が点在しており、効率良く巡るには地元の交通網を知っておくことが鍵となります。
白石区は鉄道、地下鉄、バス、タクシー、自転車といった移動手段がバランス良く整備されており、訪れる人にとってもストレスの少ない観光が楽しめる地域です。

■ 地下鉄東西線:白石区観光の大動脈
札幌市営地下鉄「東西線」は、白石区の観光を快適にする中心的存在。東は新さっぽろ駅から西は宮の沢駅までを結び、白石区内には以下の4駅があります。
東札幌駅
白石駅
南郷7丁目駅
南郷13丁目駅
南郷18丁目駅
この5つの駅は、ほとんどの観光地や商業施設への最寄駅となっており、移動に非常に便利。地下鉄は5~8分間隔で運行されており、朝夕の混雑時間を避ければ座っての移動も可能です。
● 料金と乗り方
乗車料金は初乗り210円から。ICカード「SAPICA」や全国共通の「Suica」「PASMO」も利用可能。観光で複数回利用するなら、1日乗車券(大人830円)を使うとお得です。

■ JR函館本線・千歳線:市外や空港からの移動に最適
市内観光と並行して北海道の他地域へ足を延ばす際には、JRの存在も見逃せません。白石区内にはJR「白石駅」があり、ここから札幌駅、新千歳空港、苫小牧方面へのアクセスが可能です。
札幌駅から白石駅:約5分(普通列車)
新千歳空港から白石駅:約35分(快速エアポート使用)
新千歳空港から札幌中心部を経由せずに白石区へ直行できる点は、旅のスムーズなスタートに貢献してくれます。特に早朝便や深夜便を利用する方にとっては、宿泊地としての白石区は利便性の面で高評価を得ています。

■ 路線バス:細やかな移動を支えるローカルの足
札幌市内では「北海道中央バス」「ジェイ・アール北海道バス」など複数の事業者が運行しており、白石区内でも主要幹線道路を中心に多くのバスが運行しています。地下鉄ではアクセスしづらい住宅地や公園、病院、美術館などを訪れる際にはこのバス路線が頼りになります。
● バスの乗り方のコツ
停留所に時刻表と経路図あり(英語対応のアプリも整備)
乗車時に整理券を取り、降車時に運賃箱に料金投入
現金/ICカード両方対応(SAPICA・Kitaca対応)
料金は大人210円前後(距離により変動)
例として、川下公園へ向かうには、南郷18丁目駅からバスに乗って約10~15分でアクセス可能。白石区内は比較的道幅が広いため、バスの定時性も高いです。

■ 徒歩と自転車:ローカル目線で楽しむスローな移動
地下鉄駅から近いスポットであれば、徒歩での移動も充分楽しめます。特に白石こころーどや北郷公園などは、周辺の風景も楽しめる散歩道として人気。春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と季節によって表情が変わるのも魅力。
● 自転車での移動
区内にはサイクリングロード(白石こころーど~北広島方面)も整備されており、レンタサイクルの活用もおすすめ。特にラソラ札幌などショッピング施設では貸出サービスを行っている場合もあります。
料金の目安:1日500円~1,000円程度
雪の季節(11月~3月)は貸出中止となるケースあり

■ タクシー・ライドシェア:荷物が多い時や短距離移動に
家族旅行や高齢者との旅、または時間が限られている場合には、タクシーやライドシェアが便利です。白石区は札幌市中心部からも近いため、初乗り運賃(610円)で短距離でも気軽に使えるのがポイント。
白石駅~ラソラ札幌:約1,000円前後
新札幌駅~川下公園:約1,400円前後
また、地域密着型の個人タクシーが多く、運転手が地域に詳しいのも安心材料です。観光の穴場やグルメ情報を教えてくれることもあります。

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●代表的な名物・名産品・特産品(掲載時)

★きのとやのケーキ
白石区に本店を構える洋菓子店「きのとや」は、北海道産の素材を活かしたケーキが人気です。​特に、季節のフルーツをふんだんに使用したショートケーキやタルトは、地元民にも観光客にも愛されています。​
価格帯:300円~500円程度(1カット)​

★一代目 左衛門の創作団子
白石区の団子専門店「一代目 左衛門」では、伝統的な団子に現代的なアレンジを加えた創作団子が楽しめます。カスタードや生クリームをトッピングした団子は、見た目も華やかでSNS映えすると評判です。​
価格帯:​1本230円~​

★札幌味噌ラーメン
札幌市を代表する味噌ラーメンは、白石区内にも多くの名店があります。​濃厚な味噌スープに中太の縮れ麺が絡み、寒い季節には特におすすめです。​
価格帯:​700円~1,000円程度​

★スープカレー
スパイスの効いたスープカレーは、札幌発祥のご当地グルメ。​白石区内の専門店では、地元の野菜や肉を使った個性豊かなスープカレーが楽しめます。​
価格帯:​1,000円~1,500円程度​

★海鮮丼
新鮮な海の幸をふんだんに盛り付けた海鮮丼は、北海道ならではの贅沢な一品。​白石区内の寿司店や海鮮料理店で味わえます。​
価格帯:​1,500円~2,500円程度​

★ザンギ(北海道風唐揚げ)
北海道の定番料理であるザンギは、白石区内の居酒屋や定食屋で提供されています。​ジューシーな鶏肉を特製のタレに漬け込んで揚げた一品です。​
価格帯:​600円~1,000円程度​

★北海道産チーズ
北海道は乳製品の生産が盛んで、白石区内のチーズ専門店やカフェでは、地元産のチーズを使った料理やスイーツが楽しめます。​
価格帯:​500円~1,500円程度(商品により異なる)​

★ミルクプリン
濃厚な北海道産ミルクを使用したプリンは、白石区内の洋菓子店で人気のスイーツ。​なめらかな口当たりと優しい甘さが特徴です。​
価格帯:300円~500円程度​

★手作りベーグル
白石区内のベーグル専門店では、もちもちとした食感の手作りベーグルが人気。プレーンから季節限定のフレーバーまで種類も豊富です。​
価格帯:200円~400円程度(1個)​

★天然酵母の食パン
天然酵母を使用した食パンは、白石区内のパン屋で人気の商品。しっとりとした食感と自然な甘みが特徴です。​
価格帯:300円~500円程度(1斤)​

★はちみつ
白石区内で採取されたはちみつは、地元の自然の恵みが詰まった逸品。直売所や道の駅で購入できます。​
価格帯:500円~1,000円程度(瓶詰め)​

★ジャム
地元産の果物を使用した手作りジャムは、白石区内のカフェや直売所で販売されています。パンやヨーグルトに合わせて楽しめます。​
価格帯:400円~800円程度(瓶詰め)​

★地酒
白石区には老舗の酒屋が点在し、札幌周辺で仕込まれた地酒が多数取り揃えられています。季節限定の搾りたて原酒や、雪解け水を使った清酒など、旅のお土産や晩酌用としても人気が高いです。試飲コーナーを設ける店舗もあり、味の違いを楽しみながら選ぶこともできます。
価格帯:720mlで1,200円~2,500円前後(銘柄による)

★鮭とば
北海道を代表する珍味「鮭とば」も、白石区のスーパーや直売所で気軽に購入できます。地元ではおやつ代わりにする家庭もあり、噛めば噛むほど旨味が滲み出る逸品。酒の肴としても鉄板で、観光客にとっては定番のお土産となっています。
価格帯:小袋500円~、大袋1,200円前後

★札幌黄(さっぽろき)玉ねぎ
実は白石区を含む周辺地域は、「札幌黄」と呼ばれる在来品種の玉ねぎの産地でもあります。強い甘みと香りが特徴で、加熱するととろけるような甘さを放ちます。一般流通にはなかなか乗らない希少品種としても知られています。
価格帯:1kgあたり500円~800円前後(時期により変動)

★白石納豆
白石区内の昔ながらの納豆製造所で作られている「白石納豆」は、粒が大きく、糸引きが強く、発酵の香りがしっかりと感じられる本格派。近所のスーパーではほぼ毎日棚に並び、地元の人々に長年愛されてきた味です。
価格帯:1パック3個入りで150円~250円程度

★白石こぶ巻き
北海道らしい郷土の味、昆布巻き。白石区の惣菜店では、ニシンや鮭を丁寧に昆布で巻き、甘辛く煮付けた「こぶ巻き」が年中販売されています。正月料理として知られるこの一品を、気軽に家庭で味わえるのは白石ならでは。
価格帯:1本あたり400円~600円程度

★とろけるプリン(地元養鶏場の卵使用)
白石区内で地元産の卵と牛乳を使った“とろける系”のプリンが人気。養鶏場直営のスイーツショップでは、卵の濃厚なコクがそのまま生きた、甘さ控えめで上品な味のプリンを取り扱っています。
価格帯:1個350円~450円

★白石バターケーキ
小さな洋菓子店がひしめく白石区では、「バターケーキ」も根強い人気を誇る地元銘菓のひとつ。生クリームを使わず、シンプルなバターの風味としっとりしたスポンジで勝負するケーキは、年配客から若者まで幅広く支持されています。
価格帯:ホールで1,200円~1,800円前後

★石狩鍋用の魚介セット
寒い季節に欠かせない北海道の鍋料理「石狩鍋」に使う具材を、白石区のスーパーや鮮魚店ではセットで販売していることも。サケ、タラ、ホタテ、昆布などが詰められ、宿泊施設で自炊可能な旅行者に人気。
価格帯:1セット(2人前)で1,500円~2,500円前後

★白石豆腐
大豆の旨味が凝縮された、しっかりとした食感の昔ながらの「木綿豆腐」や、なめらかな舌触りの「絹ごし豆腐」が、地元の豆腐店で作られています。化学添加物を使わない製法で、毎朝炊き上げられるこの豆腐は、地元の料理人たちにも好評。
価格帯:1丁200円~300円程度

★ごま餅(白石風)
北海道全域で親しまれる「ごま餅」も、白石区では独自の味付けと製法で販売されている店舗があります。もち米を使った餅に、すりごまを絡めて甘じょっぱいタレで仕上げた一品は、懐かしさと新しさを兼ね備えた味。
価格帯:3個入りパックで400円~600円程度

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●人気のお土産(掲載時)

★札幌農学校ミルククッキー(きのとや)
北海道産のミルクを使用した、サクサクとした食感のクッキー。​「きのとや」白石本店で購入可能です。​
価格帯:​12枚入りで約800円​

★酪農チーズプリン(きのとや)
美瑛産ミルクと北海道産マスカルポーネを使用した濃厚なプリン。​とろける食感が特徴です。​
価格帯:1個約400円​

★おもっちーず(わらく堂)
チーズケーキと大福を融合させた新感覚スイーツ。もちもちの食感とチーズの風味が絶妙です。​
価格帯:1個約300円​

★自然素材の焼き菓子(ましゅれ)
無添加・無着色の素材にこだわった焼き菓子。クッキーやパウンドケーキなど、種類も豊富です。​
価格帯:​1個約200円~​

★チーズオムレット(きのとや)
ふんわりとしたスポンジに、濃厚なチーズクリームを包み込んだスイーツ。​冷やして食べるのがおすすめです。​
価格帯:​6個入りで約1,200円​

★カマンベールチーズ(白石乳業)
地元の乳業メーカーが手がけるカマンベールチーズ。​クリーミーでコクのある味わいが特徴です。​
価格帯:​1個約600円​

★ヨーグルト(白石乳業)
新鮮な生乳を使用した、まろやかな味わいのヨーグルト。​プレーンやフルーツ入りなど、バリエーションも豊富です。​
価格帯:​1個約150円~​

★生チョコレート(ロイズ)
北海道産の生クリームを使用した、なめらかな口どけの生チョコレート。​オーレやホワイトなど、フレーバーも多彩です。​
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価格帯:​1箱約800円​

★バトンクッキー(ロイズ)
サクサクのクッキーにチョコレートをコーティングしたスイーツ。​コーヒーや紅茶との相性も抜群です。​
価格帯:​25枚入りで約1,200円​

★豆菓子詰め合わせ(池田食品)
白石区に本店を構える老舗の豆菓子専門店。​カシューナッツやピーナッツを使用した多彩なフレーバーが楽しめます。​
価格帯:​詰め合わせで約1,000円~​

★札幌味噌ラーメン(さっぽろ純連)
濃厚な味噌スープと中太の縮れ麺が特徴の札幌ラーメン。​お土産用のセットも販売されています。​
価格帯:​2食入りで約1,000円​

★スープカレー(奥芝商店)
エビの旨味が凝縮されたスープカレー。​レトルトパックで手軽に本格的な味を楽しめます。​
価格帯:​1食分で約600円​

★鮭ルイベ漬(佐藤水産)
新鮮な鮭を特製のタレに漬け込んだ逸品。​ご飯のお供やお酒の肴に最適です。​
価格帯:​1パック約1,200円​

★松前漬(佐藤水産)
数の子や昆布、スルメを特製のタレで漬け込んだ北海道の伝統的な珍味。​ご飯との相性も抜群です。​
価格帯:​1パック約1,000円​

★ハスカップジャム(白石農園)
北海道に自生する希少な果実「ハスカップ」を丁寧に煮詰めた一瓶。白石区近郊の農園で採れたフレッシュな果実のみを使用しており、酸味と香りが豊かで、パンやヨーグルトとの相性も抜群。旅の甘い記憶として人気を集めています。
価格帯:1瓶(150g前後)で600円~800円程度

★白石あんバターパン(地元ベーカリー)
白石区内の手作りパン店でひそかに人気を集める逸品。濃厚な粒あんと北海道産のバターが絶妙にマッチし、懐かしくも新しい味わいが話題に。朝食やおやつにもぴったりの白石発のローカルベーカリーグルメです。
価格帯:1個250円~350円程度

★白石和手ぬぐい(野口染舗)
白石区で続く老舗染物屋がつくる「和手ぬぐい」は、現代的な模様と伝統的な技法が融合したセンスの良い一品。観光客向けにも地域限定のデザインがあり、使っても飾っても喜ばれるアイテムです。
価格帯:1枚800円~1,200円程度

★白石醤油せんべい(個人店製造)
地元の小規模煎餅工房で作られている醤油せんべい。焼き加減にこだわり、手焼きで作ることで独特の香ばしさとパリッとした歯ごたえが楽しめます。老若男女問わず人気で、配り土産にもおすすめです。
価格帯:1袋400円~600円

★白石ザンギパック(冷凍)
白石区の惣菜店が作る特製「ザンギ(北海道風の唐揚げ)」を急速冷凍したテイクアウト商品。特製タレにじっくり漬け込んだジューシーな味わいは、家庭に帰っても北海道の食卓を再現できる逸品。
価格帯:冷凍パック(4~6個入り)で800円~1,200円程度

★札幌産百花はちみつ(養蜂場直送)
白石区内または周辺で採蜜された百花蜜。様々な野草や花から集められた蜜は、季節ごとに味や香りが異なり、奥深い自然の風味を楽しめます。お茶やパン、料理にも活用できる万能甘味料です。
価格帯:1瓶(120g~200g)で800円~1,500円程度

★白石産しそ昆布佃煮
地元食品加工所によって製造される、しその風味が香る昆布の佃煮。白いご飯にのせるだけで満足度が高く、おにぎりの具やお茶漬けのトッピングにも重宝される常備菜系お土産として、家庭向けに人気です。
価格帯:100gパックで500円~700円

★白石マドレーヌ
地元菓子店で作られる、しっとり食感のバターたっぷりマドレーヌ。小包装タイプもあり、ばらまき用のお土産にもぴったり。パッケージには白石区のモチーフが描かれ、観光感を演出しています。
価格帯:1個150円~250円、詰め合わせ6個で1,000円前後

★自家焙煎白石ブレンドコーヒー(カフェオリジナル)
白石区内の個人経営カフェで販売されている、地域限定のブレンド豆。深煎りながらも後味はスッキリしており、コーヒー好きにはたまらないお土産に。豆・粉・ドリップバッグとラインナップも豊富。
価格帯:ドリップバッグ5パックで800円~1,000円、豆は100g500円程度

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●代表的な食文化・ご当地グルメ(掲載時)

■ 白石から発信される札幌ラーメンの魅力
★味噌ラーメン文化の一端を担う
北海道といえば味噌ラーメン。その中心となるのはもちろん札幌ですが、白石区にも味噌ラーメンの名店が数多く点在しています。中でも「らーめん信玄 南6条店」の流れを汲む店舗や、白石に本店を構える老舗ラーメン店は、道内外のラーメン好きを魅了し続けています。
スープの味わいは、濃厚でコクがありながらもくどさがなく、野菜の甘みや炒めた香ばしさが引き立ちます。中太縮れ麺との相性もよく、寒さ厳しい北海道の冬には心身を温めてくれるまさに“白石の味覚の原風景”とも言える存在です。

■ 白石発、魂のB級グルメ──ザンギとカレーの関係
★ザンギは家庭と外食の両方で主役級
北海道の定番おかず「ザンギ(醤油ベースの唐揚げ)」は、白石区でも家庭の味の代表選手です。地元の精肉店では自家製ザンギ用のタレが販売され、各家庭で「我が家の味」が形成されているのも特徴。
一方、白石区内の定食屋や居酒屋では、サクサクの衣とジューシーな肉汁が楽しめるプロのザンギを味わうことができ、昼夜問わず人気を集めています。
★スープカレーは札幌の誇り、白石の個性
スープカレー発祥の地・札幌。白石区にも“進化系スープカレー”を提供する店舗が多数あります。例えば、「マジックスパイス札幌本店」はその元祖とも言われ、スパイスの効いたカレーに白石区らしい遊び心が加わっています。
白石のスープカレーの特徴は、「薬膳的な健康要素を重視」「辛さ調節が細かい」「地元野菜をふんだんに使用」など、素材と調理法にこだわる店舗が多いことです。

■ スイーツとベーカリーの楽園、白石
★きのとや白石本店の存在感
札幌市民なら誰でも知っている「きのとや」は、白石区に本店を構えています。洋菓子の最高峰とも称されるショートケーキやプリン、焼き菓子など、地元の人の手土産・記念日の定番です。
スイーツはただ甘いだけでなく、“北海道の素材であること”に重きを置いた品揃えとなっており、牛乳や小麦、フルーツまでもが道内産。地域愛と品質へのこだわりが味に現れています。

★パン屋文化が根付く街
白石区には個性豊かなベーカリーが点在し、“パンのまち”として密かに知られています。天然酵母を使ったハード系のパン、創作系の惣菜パン、シンプルで飽きのこない食パンなど、ジャンルはさまざま。
特に近年では、手作りベーグル専門店やグルテンフリーベーカリーも増え、“地元民の日常に寄り添うパン文化”として白石区に定着しています。

■ 家庭に根付く“お惣菜文化”も見逃せない
★豆腐、納豆、漬物…地場の味が今も生きる
白石区の食卓に欠かせないのが、地域に根ざした豆腐店や漬物屋の存在。スーパーには並ばない、地域限定の木綿豆腐や、手作り納豆が根強い人気を誇ります。
また、手間暇かけた「にしん漬け」や「白菜漬け」は、冬の定番として欠かせない存在。白石区の食卓では「派手ではないが心に残る味」が連綿と受け継がれているのです。

■ 和洋中が同居する食の多様性
白石区には、ラーメンや寿司、定食だけでなく、本格的なイタリアンやフレンチ、中華料理まで、幅広いジャンルの店が揃っています。しかもそれらはチェーンではなく、“地域に根を張った”個人経営の名店が多いことが特徴。
イタリアン:薪窯ピザの専門店やワインバー
中華料理:創業40年以上の本格四川系
フレンチ:住宅街の一軒家レストランなど
多様な食文化を、日常的に選べる環境が白石区の魅力のひとつであり、住む人の「食」へのこだわりの表れでもあります。

■ 四季に寄り添う食の風景
北海道の季節の変化は、白石区の食卓にも色濃く反映されます。
春:行者ニンニクやアスパラを使った家庭料理
夏:冷たいそうめんやラーメンサラダ
秋:かぼちゃやじゃがいもを使った煮物やグラタン
冬:石狩鍋、味噌おでん、ザンギ弁当の出番
このように、季節によって変化する食材とレシピが、白石区の暮らしに密着しています。

■ 地元住民が愛する“隠れ名店”
観光ガイドには載らないものの、地元民の中では名の知れた名店が白石区には多くあります。例として、
「焼き鳥 一平」…炭火焼とタレの香りが食欲をそそる居酒屋
「かねしげ鮨」…地元の常連でいつも満席の寿司店
「中華さとう」…昔ながらの中華で行列必至
こうした店こそ“白石グルメの真髄”とも言えるでしょう。気取らず、飾らず、ただ「うまい」を追求した味こそ、長く愛される理由です。

■ 結びにかえて:白石の食とは、人をあたためる記憶
白石区の食文化は、グルメ目的で旅する観光客だけでなく、そこで生きる人たちの毎日を支えています。華やかさよりも、暮らしの中で培われた確かで素朴な味。ここでしか出会えない、優しさとぬくもりのある食が、きっとあなたの旅の記憶にも残ることでしょう。

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●代表的な祭・イベント(掲載時)

★白石神社 春祭
概要:​春の訪れを祝い、五穀豊穣を祈願する神事。​
開催時期:​毎年4月11日頃。​
アクセス:​地下鉄東西線「南郷13丁目駅」から徒歩約10分。​
費用:無料。​

★白石区ふるさとまつり
概要:白石区最大の夏祭りで、ステージイベントや露店が多数出店。​
開催時期:毎年7月中旬。​
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約15分。​
費用:​入場無料。​

★白石神社 例大祭
概要:​200以上の露店が並ぶ、札幌市内でも有数の規模を誇る祭り。​
開催時期:​毎年9月10日・11日。​
アクセス:​地下鉄東西線「南郷13丁目駅」から徒歩約10分。​
費用:​無料。​

★北郷祭
概要:​地域住民によるステージイベントや縁日が楽しめる祭り。​
開催時期:​毎年7月中旬。​
アクセス:​JR函館本線「白石駅」から徒歩約20分。​
費用:​無料。​

★南郷丘公園 夏まつり
概要:​太鼓演奏やYOSAKOIソーラン演舞など、多彩なプログラムが魅力。​
開催時期:​毎年7月下旬。​
维基百科,自由的百科全书
アクセス:​地下鉄東西線「南郷13丁目駅」から徒歩約10分。​
費用:​無料。​

★瑞穂納涼夏祭り
概要:​地域の子どもたちによる出し物や模擬店が並ぶ、家族連れに人気の祭り。​
開催時期:​毎年7月下旬。​
アクセス:​JR函館本線「白石駅」から徒歩約15分。​
費用:​無料。​

★北都町内会 夏まつり
概要:​地域住民による手作り感あふれる祭りで、盆踊りや抽選会が行われる。​
開催時期:​毎年7月下旬。​
アクセス:​JR函館本線「白石駅」から徒歩約25分。​
費用:​無料。​

★イリス南郷通 夏祭り
概要:​商業施設の駐車場を利用した祭りで、フリーマーケットやステージイベントが開催される。​
開催時期:​毎年7月下旬。​
アクセス:​地下鉄東西線「南郷13丁目駅」から徒歩約5分。​
費用:​無料。​

★あけぼの子ども夏まつり
概要:​子ども向けのゲームやワークショップが充実した、家族で楽しめる祭り。​
開催時期:​毎年7月下旬。​
アクセス:​地下鉄東西線「南郷13丁目駅」から徒歩約15分。​
費用:​無料。​

★上白石神社 秋季例大祭
概要:​演芸会や子ども相撲など、多彩なプログラムが行われる祭り。​
北海道一周179市町村制覇への道~そして神社で神頼み
開催時期:​毎年9月中旬。​
北海道一周179市町村制覇への道~そして神社で神頼み
アクセス:​地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約20分。​
費用:​無料。​

★どんど焼き(白石神社)
概要:​正月飾りや古いお守りを焚き上げる、無病息災を祈る行事。​
開催時期:​毎年1月1日〜14日。​
アクセス:​地下鉄東西線「南郷13丁目駅」から徒歩約10分。​
費用:​無料。​

★白石スノーフェスティバル(白石こころーど周辺)
概要:白石区内の雪景色を活かした、地元住民による雪像づくりや雪灯りのイベント。イルミネーションと雪景色の調和が幻想的で、子どもから大人まで楽しめる冬の祭典。雪中宝探し、スノーラフティングなどユニークな催しも多数登場。
開催時期:毎年2月上旬(積雪の多い時期)
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約10分(白石こころーど南端付近)
費用:参加・観覧無料(飲食ブースは有料)

★白石区民センター文化祭
概要:白石区民センターで行われる地域文化の祭典。絵画・書道・写真の展示、合唱や楽器演奏など、地元のアーティストやサークルが発表の場として活用しています。訪れるだけで“地域の芸術魂”を感じることができるイベントです。
開催時期:毎年10月下旬〜11月上旬
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約3分(直結)
費用:無料(ワークショップや材料費が必要な体験型は別途500円前後)

★しろいしアートフェスティバル
概要:白石区内の商店街や公園を舞台にした、屋外型のアートイベント。プロのアーティストや学生がライブペイントや即興パフォーマンスを行い、街をキャンバスに変えるプロジェクト。町歩きと現代アートが融合したイベントとして注目を集めています。
開催時期:毎年9月中旬の週末
アクセス:地下鉄東西線「東札幌駅」「白石駅」から各エリアへ徒歩5〜15分
費用:観覧無料、ワークショップは300円〜1,000円程度

★しろいし健康フェスタ
概要:健康をテーマにした体験型イベント。体力測定や栄養相談、ウォーキング大会などが実施され、家族三世代で楽しめる地域密着イベント。近年はヨガやフラダンス体験など女性にも人気のプログラムが追加されています。
開催時期:毎年5月下旬
アクセス:地下鉄東西線「白石駅」から徒歩約7分(白石区体育館)

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●特性(掲載時)

■ 地理と交通の要所──「通過点」から「集う街」へと進化した地域
札幌市のほぼ中央部に位置する白石区は、もともと札幌駅周辺の都心部と、住宅街が広がる南東部をつなぐ“通り道”的な位置づけが強かった地域でした。しかし近年、その印象は大きく変わり、交通の利便性と住環境の良さを兼ね備えた“暮らしの拠点”として多くの人に選ばれるようになっています。
JR函館本線・千歳線や札幌市営地下鉄東西線といった鉄道網、さらには南郷通や国道12号線といった主要道路が交錯する白石区は、移動のしやすさが抜群。これにより、通勤・通学者のベッドタウンとしての側面はもちろん、物流やビジネスの動脈としての役割も果たしています。
さらに、区内の交通手段は鉄道だけでなく、市営バスや自転車道(白石こころーど)なども整備され、世代やライフスタイルを問わず“動きやすい街”であることが、白石区の大きな強みとなっています。

■ 街に根づく“生活者目線”──観光よりも日常が主役の地域性
白石区の魅力は、華やかな観光名所こそ少ないものの、むしろ「暮らす人の視点」が色濃く反映されている点にあります。公園の広さや児童館の充実度、地域イベントの継続性など、住民の“日常”が豊かであるための仕組みが丁寧に整備されています。
たとえば、川下公園には広大な芝生広場とラベンダー園があり、地域住民の憩いの場として親しまれています。駅周辺には大型商業施設や飲食店が集まり、必要なものが身近で揃う“都市と郊外の中間”のようなバランスが取れた地域です。
また、地域によって微妙に空気感が異なるのも白石区の特徴です。南郷エリアは落ち着いた住宅街、東札幌エリアは若者やファミリー層に人気の利便性重視エリア、北郷や本郷通は昔ながらの街並みが残る“昭和テイスト”の残る地域といったように、それぞれに個性があります。

■ 北海道らしさと札幌らしさの“交差点”
白石区には、道産子(北海道出身者)らしい気質が色濃く残る一方で、札幌という都市の影響も強く受けています。札幌中心部に近いこともあり、比較的都市的なライフスタイルが根付きつつも、どこか人情味あふれる“北海道的温かさ”も共存しています。
地元の商店街では「まけておくよ」「ちょっと寄って行きな」といった気さくなやり取りが今なお残っており、個人経営の店が地域住民とのコミュニケーションを大切にしながら商いを続けています。
また、雪国特有の“助け合い文化”も強く、除雪やゴミ出しなど地域で支え合う風土が根付いています。この「都会過ぎない都会感」が白石区の人間関係の心地よさを生んでいるのです。

■ 白石ならではの“言葉の響き”──方言の残り香を感じる会話文化
札幌全域にいえることですが、白石区でも「標準語ベース+北海道弁の混成語」が話されています。特に高齢者や地元に長く住んでいる方との会話では、北海道特有の言い回しが登場することがあります。
代表的な表現には以下のようなものがあります:
「したっけ」=「それじゃあ」「だからさ」などの意味(例:「したっけ、行ってくるわ」)
「なまら」=「すごく」「とても」(例:「なまら寒いわ!」)
「~しばれる」=「冷え込む」(例:「今日はしばれるね~」)
白石区ではこれらの表現が混じることで、話し言葉に柔らかさと親しみが生まれます。標準語の中にほのかに混ざる道産子ワードが、地元の空気感を伝える重要なファクターです。

■ 隣接エリアとの“共存と補完”
白石区は以下の区と隣接しています:
中央区(西側):札幌の中枢的エリア。オフィス街・行政機関が集結。
東区(北側):工業団地や商業流通の拠点。
豊平区(南側):文教・商業が共存する学生街。
厚別区(東側):再開発の進む住宅・商業ゾーン。
このように白石区は、各方向に異なる個性を持つ区と接しており、それぞれと“補完関係”にあります。たとえば、白石区で暮らし、中央区で働く。白石区で買い物をして、厚別区の大規模施設へ遊びに行く。こうした“相互依存”の関係性が、白石区の立地的強みを支えています。
さらに、地下鉄東西線の通過により、各区との移動時間が非常に短く、生活圏が広がりやすいのも特筆すべきポイントです。

■ まとめ──白石区とは、“都市と暮らしの接点”を体現する街
白石区は、観光で目立つようなエンタメ性こそ控えめですが、「住む人のために最適化された都市」としての機能がしっかりと整備されたエリアです。
交通の利便性
住みやすさ
適度な都市感と人情味
地域文化の維持
方言や風習が残る温かい会話文化
これらが複合的に合わさり、白石区は“生活の実感”を強く感じられる街として、多くの人々に選ばれています。これから札幌を訪れる方にとっても、白石区は“観光するだけでは味わえない札幌”を知るための、貴重な入り口となるはずです。

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●過去に人気だった店(掲載時)

★白石劇場(閉館)
かつて白石区民の週末の楽しみのひとつだったのが、「白石劇場」。昭和中期にはデートや家族連れの定番スポットとしてにぎわい、邦画・洋画問わず多彩な作品が上映されていました。2001年に惜しまれつつ閉館しましたが、当時の記憶を持つ人々にとっては、スクリーンの明かりとともに青春を語る場でもありました。

★味のももんじ(現存)
白石駅近くの路地裏で35年以上続く老舗食堂「味のももんじ」は、カツカレーをはじめとするボリューム満点の定食で知られています。学生や現場作業員の“腹ペコ”に応えてきた、胃袋の救世主のような存在。2020年代に入ってもその味とスタイルは健在で、SNS時代でも“リアル口コミ”で評価されている珍しい店です。

★赤い館エルピア(閉業)
白石区東札幌に存在した、インパクト抜群の赤い三角屋根が特徴的な喫茶店。名物は、なぜか“焼きそば風”にアレンジされたスパゲティ。普通盛りでも一般的な大盛りサイズ、そして超大盛りの「エルピア盛り」は学生にとって“登竜門”でした。惜しまれつつ閉店しましたが、食の冒険を記憶に残した店として今も語り草です。

★栄町市場(縮小・一部閉業)
白石本通沿いにあった「栄町市場」は、個人経営の魚屋、豆腐店、青果店、雑貨店がずらりと並ぶ昭和の市場でした。買い物袋片手に通う高齢者たちと、店主のおばちゃんたちのやりとりが町の音風景だった時代もありました。大型スーパーの進出により、多くの店が閉業しましたが、少数のテナントは今も営業を続けています。

★ダイエー白石店(閉店)
昭和から平成にかけて、白石区の買い物スポットとして圧倒的存在感を放っていたのが「ダイエー白石店」。屋上遊園地や食品売り場、文具・衣料などワンストップで何でも揃う夢のような施設でした。2000年代に閉店しましたが、当時の“屋上の観覧車”は今も記憶に残るシンボルです。

★すしのしんせん(閉店)
白石本通にあった、地元密着の回らない寿司屋。高級感がありながら、昼のランチはサラリーマンにやさしい価格帯。子どもの誕生日や家族の記念日にも重宝されていた名店でした。2020年前後に店をたたんだものの、職人の技とあたたかいもてなしが多くの人の記憶に残っています。

★らーめんふじ家(閉業)
こだわりのスープと大盛り無料で知られた、白石のラーメンファンに支持されていた一軒。濃厚なのに飽きがこない味で、雑誌やTVにも取り上げられたことがあります。閉業の理由は店主の高齢化と後継者不在と言われており、“味を惜しまれた閉店”の代表格。

★茂泉時計店(現存)
大正時代に創業した白石区の歴史そのものとも言える老舗時計店。現在も営業を続けており、電池交換や古時計の修理など、チェーン店では味わえない“人と人との付き合い”で成り立つ商いを継続中。

★中島屋履物店(閉業)
草履や雪駄、和装に合う履物を専門に扱っていた希少なお店。時代とともに需要が減ったものの、かつては成人式や祭りには欠かせない存在でした。

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●過去の出来事(掲載時)

■ 屯田兵の記憶が根を張る「白石村」の成立
現在の白石区のルーツは、明治時代にさかのぼります。1871年(明治4年)、宮城県角田市からの移住者たちによって開かれた「白石村」が、そのはじまりです。開拓の地である北海道において、白石は最初期に開かれた移住地の一つであり、屯田兵制度とも深く関わっていました。
村の名は、移住元である「白石郡角田」に由来し、名付け親の心には「新天地でもふるさとの心を忘れぬように」という思いが込められていたといいます。この名は、現代の白石区にも変わらず引き継がれています。

■ 1952年「白鳥事件」──戦後の影を引きずる射殺事件
1952年1月、白石区を含む札幌市で当時の警視庁札幌公安部の幹部、白鳥一雄警部が銃撃され死亡する事件が発生しました。この事件は、戦後の共産主義運動の拡大、労働運動の高まりという時代背景のもと、「赤色テロ」として全国的な衝撃を呼び、白石区の名も全国に知れ渡ることとなりました。
事件はのちに、地域の治安対策や言論・労働の自由についての議論を深める契機となり、現在でも再審請求が続く未解決事件として知られています。

■ 2018年 北海道胆振東部地震によるブラックアウト
2018年9月6日未明、道央エリアを襲った最大震度7の地震は、札幌市白石区にも大きな影響を与えました。直接的な震源地ではなかったものの、停電(通称ブラックアウト)により、白石区でも信号が止まり、食品や生活物資の供給が途絶しました。
特に区内の高齢者施設では緊急電源の不足が問題となり、「電力のありがたみ」を実感する出来事として記憶されています。この経験は、その後の地域防災訓練や自治体の危機管理意識の向上につながっていきました。

■ ラーメン店付近で火災──令和の冬に走る炎
2021年12月24日、白石区栄通17丁目にあるラーメン店「さんぱち」近くで火災が発生。真冬の乾燥した夜に、突如上がる炎と黒煙が住宅街を震撼させました。SNSでリアルタイムに拡散され、多くの地域住民が現場を心配しながら情報を追うこととなったこの火災は、白石区における“冬の火災対策”の大切さを再認識させる出来事となりました。

■ 白石劇場の閉館──地域娯楽の終焉とその余韻
かつて、映画は“まちの社交場”として親しまれていました。白石区にもそのシンボルとなる「白石劇場」が存在し、昭和中期には多くの家族や学生がスクリーンに夢を重ねたものです。しかし2001年、時代の流れとともに閉館。
シネマコンプレックスの台頭に押され、姿を消したその空間は、今や「まちの記憶」の一部として語られる存在となっています。看板やポスターの残像を懐かしむ声は、今も地元住民の間で途切れることはありません。

■ 大型商業施設の進出と撤退の歴史
昭和・平成にかけて、白石区には「ダイエー白石店」や「サンホームタウン白石」など、多くの大型店舗が誕生しました。これらは、家族連れにとって“週末の遊び場”であり、“日々の買い物の拠点”でした。
しかし時代とともに消費のスタイルが変化し、こうした施設は姿を消していきます。後に登場する「イーアス札幌」などにバトンが引き継がれる形となりましたが、地域密着型商業の“交代劇”は、まちの風景にも人の流れにも大きな変化を与えました。

■ 白石出身ラッパー「札幌のギャグ男」の挑戦
札幌市白石区出身のラッパー「札幌のギャグ男」こと鈴木治貴さんは、元暴力団という過去と発達障害を抱えながらも、自身の経験を赤裸々に語るリリックで注目を集めました。
その“飾らない言葉”は、白石区という「静かな街」から発信される意外性と、現代社会に対する問いかけが交錯し、特に若い世代の心に届くコンテンツとなっています。彼の音楽は、地域の若者にとって「自分を肯定する力」を与えている存在でもあります。

■ 白石区民センター文化祭の誕生と広がり
2000年代以降、白石区は“生活に文化を持ち込む”試みとして、区民センター主催の文化祭を継続して開催。絵画、写真、書道、演劇など、地域住民による表現活動の発表の場として定着しました。
高齢者の参加も多く、日々の暮らしと創作がつながる「生活文化の拠点」としての役割を担うようになったことは、行政によるまちづくりの好例としても注目されています。

■ 白石こころーどの整備──地域再生の象徴
廃線となった国鉄白石駅の跡地を利用して整備された「白石こころーど」は、サイクリングロードや遊歩道として生まれ変わった事例です。この再利用事業は、単なる整備にとどまらず、地域住民の交流や健康促進の拠点へと育ち、今や白石区の象徴的な存在に。
都市計画と市民の感性がうまく調和した事例として、道内外からも注目される空間になっています。

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