【都道府県】 山梨県
【市町村】 南部町
【面積】 200.87km2
【人口】 6,768人（2022年9月1日）
【人口密度】 33.7人/km2
【町役場】 山梨県南巨摩郡南部町福士28505-2
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概要
1955年（昭和30年）4月1日に睦合村と栄村が合併し、南巨摩郡に属する形で南部町が発足した。
山梨県南巨摩郡の町。
山梨県の最南端に位置する。
町の中央部を富士川が縦断するように流れる。
陸奥国の南部氏の発祥地として知られる。
江戸時代には舟運で栄えた。
町の9割近くが森林地帯で、宅地と農地を合わせた比率は4%にも満たない。
標高は富士川河岸で150m未満と山梨県では一番低い位置にある。
西側に十枚山や篠井山などの身延山地、東側に思親山などの天子山地に挟まれ、そのほぼ中央に富士川が流れる。
古くから林業が盛んであり、スギ・ヒノキをブランド化した「南部の木」は地域団体商標に登録されている。
また、温暖多湿な気候であることから正確な記録上では室町時代から日本茶が栽培されており、戦後やぶきた種を導入してからは栽培が活発化し、南部茶として出荷・販売している。
2021年8月29日に中部横断自動車道の山梨・静岡間が全線開通したことで、町内の富沢ICと南部ICから甲府方面や静岡・清水方面に容易に移動が可能になった。
また、双葉JCTを経由して中央自動車道、長野自動車道、上信越自動車道を利用することで日本海へ抜けることも出来るようになった。
南部町域を統治していた南部氏や四条氏が日蓮を崇拝していたことから内船寺や妙浄寺といった日蓮宗、その後統治した穴山氏は臨済宗妙心寺を菩提としていたことから円蔵院や最恩寺などといった臨済宗妙心寺派の寺院が多い。
南部町には幾つかの伝説や昔話、怪談が存在する。
ゆるキャン△のメインキャラクターの一人が南部町在住の設定で、富士川にかかる南部橋とその周辺、山梨県道803号内船停車場線、JR東海身延線の内船駅などが作中に登場する。
【名産・特産】
たけのこ、南部茶
【山】
天子山地、十枚山、篠井山、思親山、貫ケ岳
【河川】
佐野川、富士川、福士川、戸栗川、内房境川、船山川
【中学校】
南部中学校
【小学校】
睦合小学校、栄小学校、富沢小学校
【幼稚園・保育園】
南部みどり幼稚園、睦合保育園、栄保育園、富河保育園、万沢保育園
【JR東海 身延線】
十島駅 – 井出駅 – 寄畑駅 – 内船駅
【道路】
国道52号、国道469号、静岡県道・山梨県道10号富士川身延線、山梨県道809号釜の口塩沢線、山梨県道803号内船停車場線、山梨県道806号井出停車場線、静岡県道195号・山梨県道801号高瀬福士線、静岡県道196号・山梨県道802号大向福士線、静岡県道192号・山梨県道807号宍原塩出線、山梨県道811号日向宿線
【道の駅】
なんぶ、とみざわ
【名所・旧跡・観光スポット】
十島金山、身延山地、天子山地、福士川渓谷、駿州往還、万沢宿、南部宿、最恩寺、円蔵院、内船寺、顕本寺、東海自然歩道、柿元ダム（天子湖）
【祭事・催事・イベント】
南部の火祭り（8月）、たけのこまつり（4月）、あじさい祭り（6月）、内船歌舞伎
【著名な出身人物】
大島崇行（プロ野球）、近藤喜則（政治家）、近藤浩一路（水墨画家）、佐野四郎（歌人）、増本敏三郎（実業家）
