【都道府県】 福島県
【市町村】 相馬市
【面積】 197.79km2
【人口】 37,099人（2020年4月1日）
【人口密度】 188人/km2
【市役所】 福島県相馬市中村字北町63-3
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概要
福島県浜通りの北部に位置する市。
福島県の浜通り北部に位置する都市である。
戦国時代後期から江戸時代にかけて相馬氏の本拠地であり、特に江戸時代には中村藩6万石の城下町として栄えた。
相馬市制施行以前は宇多郡に属していた。
近隣の相馬郡や南相馬市を含めた相馬エリアの中で相馬市は行政機関の出張所が集約された土地であり、福島県中通りへのアクセスに最も長けた要所としての特徴を有する。
港湾や海水浴場といった海辺を活かした産業で賑わいを見せている。
相馬野馬追が有名であり、当地の藩主であった相馬氏との縁は深く、近代まで相馬野馬追の出陣式に相馬氏の当主を招いていた事からも伺える。
また相馬氏が馬の紋章を用いた事に因んで、市街地には馬の銅像が点在する。
また二宮尊徳が飢餓・飢饉に陥った各地の村々に仕法（村興しの有効策）を行った土地でもある。
中村城跡にある相馬中村神社は、妙見菩薩と平将門を奉る神社として今尚参拝者が多い。
相馬盆唄など多くの民謡の発祥地でもある。
西に阿武隈高地・相馬丘陵と霊山を最高峰に山々が峙え、東が太平洋に面しており、宇多川と小泉川の河口にできた潟湖である松川浦が存在する。
県庁所在地の福島市（40km）へは国道115号で、浜通り地方最大都市のいわき市（90km）へは、南北に貫く常磐線・国道6号・常磐自動車道で移動する事が可能である。
相馬市を含む浜通り北半分（相馬・浪江エリア）の地理的特徴として、阿武隈高地を越えて福島市、夜ノ森を越えていわき市、駒ヶ嶺を越えて宮城県境と、各主要都市へ向かうには難所を通る必要がある。
1954年（昭和29年）3月31日に中村町、大野村、飯豊村、八幡村、山上村、玉野村、日立木村、磯部村が対等合併し市制施行。
和田地区を中心として苺が特産である。
磯部地区、石上地区を中心に梨の栽培が盛んである。
福島県内の主な移動手段は、西へ福島市に国道115号が通じており、2020年度までに東北中央自動車道（相馬福島道路）が全通予定である。
南北へはいわき市や宮城県境に常磐自動車道や国道6号、常磐線が通じている。
2020年3月14日の常磐線全線復旧に伴い、再び乗り換え不要でいわき駅・水戸駅・上野駅方面へのアクセスが可能になり、上野東京ラインを経由して東京駅・品川駅へのアクセスも可能になった。
【山】
霊山、手倉山、天明山
【河川】
宇多川、小泉川、地蔵川、日下石川、梅川
【高等学校】
相馬高等学校、相馬東高等学校
【中学校】
中村第一中学校、中村第二中学校、向陽中学校、磯部中学校、玉野中学校
【小学校】
中村第一小学校、中村第二小学校、桜丘小学校、大野小学校、飯豊小学校、八幡小学校、日立木小学校、山上小学校、磯部小学校、玉野小学校
【幼稚園】
大野幼稚園、山上幼稚園、八幡幼稚園、飯豊幼稚園、磯部幼稚園、日立木幼稚園、中村幼稚園、原釜幼稚園、みどり幼稚園
【保育園】
中村報徳保育園、相馬保育園、みなと保育園、さくらがおか保育園、スクルドエンジェル保育園
【児童館・学童保育】
中央児童センター、川原町児童センター、中村二小児童クラブ、飯豊小児童クラブ、八幡小児童クラブ、日立木小児童クラブ、磯部小児童クラブ、大野小児童クラブ、相馬愛育園児童クラブ、西部子ども公民館
【JR東日本 常磐線】
日立木駅 – 相馬駅
【道路】
国道6号、国道113号、国道115号、福島県道34号相馬浪江線、福島県道38号相馬亘理線、福島県道74号原町海老相馬線、福島県道121号日下石新沼線、福島県道164号鹿島日下石線、福島県道228号相馬大内線、福島県道270号山上赤木線、福島県道394号相馬新地線
【道の駅】
そうま
【名所・旧跡・観光スポット】
中村城跡、相馬中村神社、松川浦県立自然公園、松川浦、大洲海岸、鵜ノ尾岬、鵜ノ尾埼灯台、原釜尾浜海水浴場、涼ケ岡八幡神社、百尺観音、相馬市伝承鎮魂祈念館
【祭事・催事・イベント】
相馬野馬追
【著名な出身人物】
栃東知頼（元関脇）、龍授山正男（元大相撲力士）、大須賀乙字（俳人）、作山和英（元プロ野球選手）、松崎伸吾（元プロ野球選手）、鈴木尚広（元プロ野球選手）、堀下さゆり（シンガーソングライター）、佐藤誠純（女優）
