【都道府県】 沖縄県
【市町村】 宜野湾市
【面積】 19.80km2
【人口】 98,450人(2020年1月1日)
【人口密度】 4,972人/km2
【市役所】 沖縄県宜野湾市野嵩1丁目1番1号
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概要
沖縄本島中南部の中央に位置する沖縄県第5の都市である。
キャッチフレーズは「ねたての都市(まち)ぎのわん」で、本市の広報紙の題名にもなっている。
「ねたて」とは「おもろさうし」にも表された言葉で、「物事の根元」、「共同体の中心」を意味する。
沖縄本島の中部、那覇市の北東約10kmに位置する。
市の中央部の台地を普天間飛行場(Marine Corps Air Station Futenma)、北部をキャンプ・フォスターが占める基地の街である。
この二つの施設を挟む様にして国道58号と国道330号が通っている。
国道58号の東側から緩やかな台地となり、西原町と中城村に接する市南部から市東部にかけて小高い丘が点在する。
市西部は東シナ海に面し、海岸線は出入りが少なく遠浅である。
その周辺の西海岸地域では沖縄コンベンションセンターと宜野湾海浜公園を中心に、観光・商業地域としての発展を目指している。
また、国道58号宜野湾バイパス沿いには大山タイモ畑が広がっている。
宜野湾市役所から那覇市役所までは直線距離でおよそ10km、浦添市と沖縄市からはそれぞれおよそ6kmの距離にある。
中央部には、アメリカ海兵隊の普天間飛行場が占めている。
面積は4.83km2で、市面積の約25%にあたる。
ほとんどが民有地で、土地使用の見返りとして約2,800人の地権者へ軍用地料が支払われている。
一般的には「普天間基地」と表記・呼称される事が多い。
また、「普天間」と略称する事もある(「普天間」は宜野湾市北東部の地名であるため飛行場の周辺住民、とりわけ地元宜野湾市民は単に「基地」と呼ぶ事が多い)。
1945年(昭和20年)にアメリカ陸軍工兵隊が日本本土への攻撃に備えて土地を強制接収し飛行場を建設して以来、60年以上米軍施設として使用されている。
県道81号の北側では沖縄市・北谷町・北中城村にもまたがるキャンプ・フォスターが占めており、市内での面積は1.6km2となっている。
志真志から野嵩にかけての約4kmの国道330号沿いには30余りの自動車販売業者が点在し、その殆どが中古車販売店であることから宜野湾中古車街道と呼ばれる事もある。
嘉数地域の丘陵(嘉数高台、嘉数高地)周辺は沖縄戦で最大の激戦地となった。
現在は嘉数高台公園として整備されている。
高台頂上の地球を模した展望台からは普天間飛行場を一望でき、景観が抜群であるために報道機関の取材や反戦教育などによく利用されている。
真志喜・宇地泊地域の宜野湾バイパス沿い(通称コンベンションエリア)には沖縄コンベンションセンター、宜野湾海浜公園(総合運動公園)、トロピカルビーチ(海水浴場)、宜野湾マリーナ(宜野湾港)、ラグナガーデンホテル(全日空ホテルズ)など様々な施設が集積しており、那覇市の奥武山町と並んで沖縄県のイベントの中心地的な役割を担っている。
有名アーティストのコンサートはコンベンションエリアで行われる事が多い。
また、宜野湾海浜公園内のスポーツ施設群はプロ野球の横浜DeNAベイスターズが春季・秋季のキャンプ地として使用している。
更なる発展を目指して宜野湾市は観光関連企業の誘致を行っており、過去にはプリンスホテルやDFSギャラリア・沖縄の建設計画があった。
現在はインターコンチネンタル東京ベイを運営するホスピタリティ・ネットワーク社、サイバーファームの子会社サイオン、不動産業のジョイント・コーポレーション、ボウリング・アミューズメント企業のラウンドワン進出が決定し、「沖縄インターコンチネンタルホテル(仮称)」や「沖縄宜野湾BAYリゾート計画」などの開発が予定されている。
大山地域は豊富な湧き水を利用したタイモ栽培が盛んで、国道58号と宜野湾バイパスの間にはタイモ畑(大山タイモ畑)が広がっている。
沖縄県は宜野湾市・中城村・北中城村の枠組みを提唱している。
浦添市と宜野湾市の漁業従事者からなる浦添宜野湾漁業協同組合(浦添市牧港)でクルマエビの養殖をしている。
市内には鉄道は運行しておらず、駅なども存在しない。
最も市内から近い駅は沖縄都市モノレール線の古島駅であるが、那覇市内にあり、かなりの距離がある。
また、鉄道駅が存在しない自治体としては人口密度が全国で最も高い(かつては隣の浦添市が人口密度を上回っていたが沖縄都市モノレールの鉄道駅が設置されたため)。
市内各地へ通ずる路線バスが多数運行されている。
第二次世界大戦以前は沖縄県営鉄道嘉手納線という軽便鉄道線が通っていた。
この線は、ガソリンタンク車爆発炎上により不通となり戦後も復旧せず、1945年休止(事実上廃止)され、現存しない。
宜野湾市内には大謝名駅・真志喜停車場・大山駅があった。
琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス・東陽バス・やんばる急行バスの5社が市内を運行しており、一般道経由の路線バスと、沖縄自動車道経由の高速バスがある。
琉球バス交通の一部の路線が2006年2月20日より那覇バスターミナルから豊見城市我那覇まで延長された。
また、99番天久新都心線は2006年9月1日より那覇空港から那覇市具志三丁目まで延長されたが、2008年10月8日より再び空港起点に戻った経緯がある。
中城村コミュニティバス「護佐丸バス」が宜野湾市内の普天間りうぼうと中部商業高校前に乗り入れている。
●【ショッピングセンター】
サンエー大山シティ、サンフティーマ、はにんす宜野湾、サンエー宜野湾コンベンションシティ、スーパースポーツゼビオ宜野湾
【大学】
沖縄国際大学
【高等学校】
普天間高等学校、宜野湾高等学校、中部商業高等学校、学校法人カトリック沖縄学園 沖縄カトリック中学高等学校、日本ウェルネス高等学校沖縄キャンパス
【中学校】
立嘉数中学校、立宜野湾中学校、立真志喜中学校、立普天間中学校、学校法人カトリック沖縄学園 沖縄カトリック中学高等学校
【小学校】
嘉数小学校、宜野湾小学校、志真志小学校、大山小学校、大謝名小学校、普天間小学校、普天間第二小学校、長田小学校、はごろも小学校、学校法人カトリック沖縄学園 沖縄カトリック小学校
【幼稚園】
嘉数幼稚園、宜野湾幼稚園、志真志幼稚園、大山幼稚園、大謝名幼稚園、普天間幼稚園、普天間第二幼稚園、長田幼稚園、はごろも幼稚園、学校法人カトリック沖縄学園 真栄原カトリック幼稚園
【道路】
沖縄自動車道、国道58号、沖縄西海岸道路(宜野湾バイパス・浦添北道路)、国道330号、西原バイパス、沖縄県道81号宜野湾北中城線、沖縄県道29号那覇北中城線、沖縄県道32号線、沖縄県道34号宜野湾西原線、沖縄県道35号線、沖縄県道241号宜野湾南風原線、沖縄県道251号那覇宜野湾線
【文化財】
喜友名泉、大山貝塚、小禄墓、小禄墓内石厨子、森の川、我如古樋川、喜友名の石獅子群、大謝名の獅子舞、普天間の獅子舞、普天満宮洞穴、野嵩石畳道、伊佐「たけたう原」銘の印部土手、大山御嶽の碑、野嵩越之川、西森碑記、伊佐浜「新造佐阿天橋碑」、ウデナガサワダムシ、大謝名前之川 淡水紅藻、愛知・神山ヌールガー
【祭事・催事・イベント】
はごろも祭り、琉球海炎祭、察度王歴史絵巻行列、飛衣羽衣カチャーシー大会、大山・真志喜綱引き
【名所・旧跡・観光スポット】
大山貝塚、嘉数高台公園、宜野湾中古車街道、トロピカルビーチ、新町、普天満宮、普天間山神宮寺、念法寺
【著名な出身人物】
あめくみちこ(お笑いタレント)、運天ジョン・クレイトン(プロ野球選手)、嘉数一星(子役)、金城宰之左(元野球選手)、島袋寛子(SPEED)、島袋洋奨(プロ野球選手)、ジョニー宜野湾(ローカル歌手)、千田愛紗(ミュージシャン)、仲里繁(プロボクサー)、仲村宗悟(声優)、南沙織(アイドル)、麗美(歌手)、座安琴希(プロバレーボール選手)、三日月マンハッタン (お笑いコンビ)、元山仁士郎(市民活動家)、りゅうちぇる (読者モデル・タレント)、米須太一 (俳優)